笑いの本質

こんにちは、こんばんは、かずです。

「女の子や友達や上司を笑わせたいけど、そんなキャラじゃないし、すべるのが恐いよ」

そんな、真面目なあなた。

気づかいができて、深く考えすぎてしまう。

あなたはホントは人の笑顔にするのが好きなので、冗談を言いたくて喉まで出かかるのです。

しかし、それにより滑って、会の雰囲気を盛り下げて、迷惑をかけてしまうのではないか…

そう思ってちゅうちょして、変なタイミングと変なトーンで中途半端な冗談を言ってしまい、実際に滑ってしまう…そうではありませんか?

あなたは仕事でもなんでも、人の事を想って一生懸命がんばるけど、なんだがあまり人に好かれない…

その反面、思いやりが足りず自己主張の強い奴が、大して面白くもない冗談を言って、なんとなくみんなに好かれて、大切にされている…

この鈍感野郎ども…!

何でみんな、分かってくれないんだ。

真面目な人がバカを見る世の中…

不公平ですよね…

だけど、そんな繊細で真面目なあなただからこそ、物事を深く考えることができるので、笑いの本質を我が物とするポテンシャルがあるんです。

何を隠そう、僕も一昔前は、飲み会で上っ面の建前ばかりしか話せず、会場の温度をカチコチに凍らせてしまう、アイスマンでした。

だけど、対人恐怖症・女性恐怖症を克服するためにナンパをやり始めてから、ユーモアの大切さがわかりはじめ、徐々にその威力を発揮してきました。

ユーモアを身に着けると、人から好かれ、助けてもらえるようになります。

合鍵をもらって第2の家できたりiPhoneを買ってもえたりアップルウォッチを買ってもらえたりタワマンで美味しい手作りディナーをごちそうしてもらえたり。

法律事務所でパラリーガルとして働いていたときも、職場をユーモアで楽しくしようと意識していると、上司に好かれて、給料以外のたくさんの援助をいただきました。

お年玉で5万円もらったり銀座の日本料理屋に連れてってもらったり

そして、そんな俺が、メンヘラ女弁護士に嫉妬されてパワハラを受けてピンチのときに、すぐさま高級レストランで相談に乗っていただきました。

参考記事:【かずvsメンヘラ女弁護士~パワハラ撃退体験記~】『GIVE&TAKE』『孫氏の兵法』から抽出した「勝利の法則エッセンス」を成功体験と共にシェア

しかし、ここまではまだ僕は「純粋なの自分」を偽っていたので、その笑いはどこか悲しさや自信のなさが見え隠れしボロが出ることがあり、実力半分、という感じでした。

それが、ビジョン心理学を学んで「自分は今でも完璧なんだ」と笑いの本質を悟ってからは、ユーモアの質に磨きがかかり、量としても意識せず無限にひねり出せるようになりました。

ビジョン心理学と錬金術から【愛とシンクロニシティの関係】について考えよう!

今では僕は、↓ツイート集を見てもらえばわかるように、自然体のユーモアが湯水のようにあふれ出てきます。

真面目カチコチ人間の僕でもできました。

あなたにもできます。

なぜなら、本記事で、僕が今のようになるまでに学んだ全てを、超論理的に具体例も交えて完璧に体系化したからです。

この理論を身につければ、毎回大爆笑とまではいかないまでも、ちょっとクスっと周りをハッピーにできる状態がデフォルトなります。

プロの芸人ではないのですから、それで十分なのです。

そして、本記事を読んで面白くなったあなたには、以下のような抱えきれないほどの膨大な利益が降り注ぎます

上記書籍に挙げられていた、ユーモアの利益を示す実験をご紹介しましょう。

【ユーモラスな人は「有能」「自信がある」「地位が高い」と思ってもらえる】

研究者が実験の参加者に対し、架空の旅行会社が「お客様の声」として集めた、スイス旅行プランの感想を発表するので、聞いてほしいと求めました。

彼らが事前に用意しておいたコメントの半分は真面目で、半分にはユーモアがありました。

例えば、真面目なコメントは「山でのスキーやハイキングは最高です!本当に素晴らしい!」というものです。

いっぽう、ユーモアのあるコメントは、「山でのスキーやハイキングは最高だし、あのスイス国旗も気分が上がる!)。

その後、参加者に対し、感想を発表した人について評価するように求めたところ、ユーモアのある感想を述べた人の方が、有能である印象を与えた割合が5%高く「自信がある」という印象を与えた割合が11%高く「地位が高い」という印象を与えた割合が37%高かったのです。

【ユーモラスなひとは知能が高い

研究者が、参加者に、「もし一日だけ他の動物になれるとしたら、どんな動物になりたくないですか?また、その理由も教えてください」「その動物を飛び切りおかしく描写してください」とい要求する。

そして審査審が、参加者たちのユーモラスなプレゼンを評価した。

すると、プレゼンがもっとも面白いと評価された参加者たちは、事前に行われた一般知能検査の得点が非常に高かった(ユーモアの標準偏差が平均で0.29ポイント高い人は、知能検査の偏差値が1ポイント高かった)。

【ユーモアには記憶を助ける効果もある!】

ユーモアのある教材で授業を受けた学生たちは、そうでない学生たちよりも、授業内容をよく覚えており、期末試験の点数が11%高かった

人の脳は、ユーモアを感じると、ドーパミンが大量に分泌され、集中力が高まり、記憶の長期保持が可能となる。

かず
かず
クソまじめな教師から学ぶことなんてないのです!

【ユーモラスな人は、信頼を得られる】

実験参加者は、ペアを組み、一緒に5分の映画を見た。

半分の参加者は、とくに感情を呼び起こさない番組を見た。もう半分の参加者は、コメディー番組のNG集を見た。

その後、参加者は、自分のペアに向けて、メッセージを書いた。

すると、NG集を見た人は、そうでない人に比べ、相手に伝えた個人情報の量が優位に多かった

これは、人が笑うと、脳にオキシトシンという「信頼ホルモン」が分泌され、その経験を共にした人に感情的な結び付けを生み出すからである。

【ユーモアは、人間関係の持続に役立つ】

多数のカップルが4つのグループに分かれ、それぞれ以下の「直近の出来事」について思い出し、カップルで話し合って下さいと指示された。

  1. 最近3か月に「2人で一緒に笑ったとき」
  2. 「別々に笑ったとき」
  3. 「2人の仲の良さを実感したとき」
  4. 「他の誰かとの仲の良さを実感したとき」

すると、①のグループは、他の3つのグループたちに比べて、2人の関係についての満足度が23%高いことがわかった。

つまり、一緒に笑うこと、そしてその想いでを噛みしめるだけで、満足度がアップするのだ。

かず
かず
これを知っただけで、すでに本記事を読む価値はあったのではないだろうか?

【頭の回転が速くなり、創造力が増す】

引用:本書89頁

参加者たちへの課題は、テーブルの上に配られた者だけを使って壁にロウソクを固定し、点火することだ。ただし、溶けたロウが下のテーブルにこぼれないようにしなければならない。

かず
かず
ちょっとあなたも考えてみてほしい。

正解は、箱から画びょうをとり出し、画びょうを使って、箱の片側を壁にとめ、ロウソクを置く棚を創ることだ。

この解決法にたどり着くには、脳の機能固着1を克服する必要がある。

この実験をするにあたり、参加者の半数には、特に感情を動かさないビデオを見せた。もう半分の参加者には、ユーモアのあるビデオを見せた。

結果は驚くべきものだった。

ユーモアのあるビデオを見た方が、正解にたどり着く確率が2倍も高かったのだ。

笑ったことで、昨日的固着を克服しやすくなり、新たなつががりや連想を思いつきやすくなったのである。

【ユーモアはストレスを和らげ、仕事をはかどらせる】

人は笑えると「思っただけ」でも、ストレスホルモンであるコルチゾールが39%、逃走・闘争ホルモンであるエピネフリンが70%減少する。

そして、コルチゾールの減少と言語記憶・処理機能、手指協調・実行機能の向上とは、優位に相関関係があることがわかった。

かず
かず
ガミガミいう上司って…

【ユーモアは健康をもたらし、寿命が延びる

ユーモアのセンスと寿命の長さには、相関関係があることが実験で明らかになっている。

ユーモアのある人は、そうでない人より、持病があったり感染症にかかったりしても、長生きすることが明らかになった。

具体的には、ユーモアをよく使う女性たちは、ガンによる死亡リスクが73%低く、感染症による死亡リスクが83%低いことがわかった。

いっぽう、ユーモアをよく使う男性たちは、感染症による死亡リスクが74%低いことがわかった。

知能や地位が高く見られ、信頼を得られ、記憶に残る…

そして実際に、頭がよく回る…

しかもなんだがそいつと一緒にいると、ウキウキ、体の調子もよくなる…

そんなユーモラスな人こそ、書籍だけでは身につかない、

本物の交渉力を発揮できる

のです。

【ユーモアで交渉が有利に!】

ある絵画のオークションで、美術商の半数は、「こちらの最終提示価格は〇〇です」とだけ客に伝えた。

もう半数の美術商は、「こちらの最終提示価格は〇〇です…おまけに私のペットのカエルもつけましょう!」といった。

すると、客は、後者の方が18%高い価格を支払った。

その客は、「とても楽しかった」「あまり緊張せずに交渉できた」と語った。

真面目で繊細、そして面白い…

あなたはもう、ただのゴリ押し鈍感野郎なんかには、負けません。

  • 女子社員の人気ランキングではぶっちぎり1位で、女子みんながあなたを独り占めしようと、水面下でし烈な火花を散らしている
  • 上司の人気も厚く、頻繁に飲みに誘ってくれたり、いつもあなたのことをいつも気にかけて、ピンチの時は手を差し伸べてくれる
  • 取引先のあの人も、持続的に関係を持ちたいと言って、頻繁にキャバクラに誘ってくれる(笑)

ユーモアを身に着けたあなたは、どんな人間関係も思いのままの、最強交渉人です。

ここで、あなたは次の問いにぶつかるでしょう。

じゃあ、どうすればユーモラスになれるの?

そんなあなたに朗報があります。

ついに僕が、笑いが生じるメカニズムと、その3つのパターン(笑いの法則)を発見しました

かず
かず
僕は、幼少からお笑い大好きで、お笑い番組を見まくって育ちました

その後法律を勉強しリーガルマインドを身に着けることで、「論理的に徹底的に考える力」が得た僕が、笑いの法則の探求に至ることは必然であったのです。それが、今回紹介する3つの笑いの理論です。

この理論を理解すれば、人が笑う理由(本質)が分かるので、自己流で始めるより滑る可能性極端に減り、日常のあらゆる場面で、自然に笑いを生むことができるようになります。

そして、それが自信になり、ガンガン行動できて、相手に「面白い人」と持ってもらえ好印象を得ることができます。その結果、人に好かれるようになります。

また、面白いことは、男性にとって大事なことです。詳しくは後述しますが、本当の言意味で人を笑わせられる人は、強いオスであり、女性にモテます女性は面白い人が大好きなのです。

そして、人を笑わせられるようになってから、なんだか余裕が生まれていること、モテるようになっているのに気づきました。女の子と一緒にいても、緊張はあまりなく、楽しいです!

その結果、自然体のままでみんなに笑いというプレゼントを配れるあなたは、自然と、

プレゼントまみれ

になるのです。

ところで、笑いの理論については、落語家で爆笑王の異名を持つ「桂枝雀」(かつら しじゃく)師匠が、下記書籍において、「緊張と緩和」理論とそれに基づく「オチの4分類」の理論を発表しています。

これにより、お笑いの理論化はすでに完了したと思われていました。

「緊張と緩和」の理論とは、「人が笑うのは、緊張から緩和に感情が動いたときである」というものです。

しかし、ただ緊張から緩和が生じても、常に笑いが生じるわけではない、と僕疑問に思いました。

例えば、タムケンを見てみましょう。

陣内氏ね

サングラスをかけたイカツイ表情とキレている態度から、視聴者に緊張を生じさせようとしています。

そして、だらしない身体とふんどしの間抜けな姿により、緩和を生じさせようとしています。

しかし、彼は100パーセント滑っていますよね。なぜか?

彼が滑る理由は、彼が「緊張と緩和」は笑いの本質ではなく、それが笑いの本質により生み出される結果(人間に起こる生理現象)にすぎない、ということを理解していないことにあります。

タムケンは笑いの本質を自分の頭で考えることをせず、ただ緊張と緩和という結果に対してアプローチしているだけなので、

  • 全くと言っていいほど笑いを起こすことができず(わずかに聞こえる笑い声は、憐みや蔑みですよね)
  • 人気も出ないので、

お笑い界で全くうだつが上がらないのです。

僕は笑いの本質を考え抜き、日常生活やデートやツイッターでの情報発信で、実践しました。

その結果、上記の「緊張と緩和」の理論を克服した、わかりやすく明快な笑いの体系を作ることに成功したのです。

それが、「笑いの3パターン」理論です(笑いの本質からは、上記「オチの4分類」は3つに統合できることがわかりました)。

そして、その体系が正しい事を、以下の書籍でも検証しました。

合計40個の「ウケる技術」が、その何倍もの多くの具体例とともに、紹介されています。

僕は、この本を読んで、今回紹介する笑いの法則が、本書に載っている例に全て当てはまり、完ぺきに分類できることを確認しました。

また、既に紹介した「ユーモアは最強の武器である」からも、ビジネスで使えるユーモアの具体例を、笑いの3つの法則とからめる形でピックアップしてご紹介します

 
これらの書籍は、たくさんの笑いの具体例が載っていますが、その体系的整理があまく、読んだだけでは「なるほど、おもしろいね」どまりで、あなたが実社会でユーモアを生み出す力にはあまり貢献しません。
 

抽象的な法則の理解と、それに基づく具体例の整理が、実際に日常で使える応用力を生み出すのです。

以下、その笑いの法則についてズバリ述べ、その後「笑いの3パターン」理論を、「ウケる技術」「ユーモアは最強の武器である」からの引用と、僕のこれまでのツイートとともに、紹介することにしましょう。

その先には、人間関係における恐れを克服し、愛に目覚める、悟りがあります。

本記事の内容をまとめます。

  • 人が笑うのはどんなとき?ざっくり一言で、桂枝雀の「笑い=緊張と緩和論」を克服!(人が笑うのは、〇〇〇から〇〇〇に感情が動いたときである)
  • そもそも、笑いとは何なのか?人はなぜ笑うのか?(赤ちゃんの微笑とチンパンジーの毛繕いからわかる笑いの本質)
  • 「笑いの3つの理論」の正当性をたくさんの具体例でカテゴライズし、証明
  • 誰にでもすぐにできる!最強に面白いお話〇〇〇
  • 人に喜ばれる鋭いツッコミを一発で修得できる、ツッコミの本質〇〇〇〇
  • 伝説の愛されロクデナシ芸人、立川談志が人に好かれる理由を解説(「落語=人間の業の肯定論」と「落語=イリュージョン論」の内容と共通点)
  • まとめ:笑いと悟りと、モテる男の関係

このように笑いを体系立てて、本当に使える形で、教えられるのは、僕だけです。

一生もののスキル…今を逃すのがどれほどの損失が膨らんでいくのか…

スポットライトがあたる、あなたが輝くステージを、目の前に用意しました。

あなたはそこに、一歩を踏み出して、ただ立てばいい

リスクとベネフィットを計りにかけて、どうすればいいのか、あとはあなたが判断して下さい。

ここまで読んでくれた熱意のあるあなた。

どうすればいのか、もう、わかりますね(you already understand)。

人が笑うのはどんなとき?

ズバリ言います。

人が笑うのは、「分離感から一体感へ感情が動いたとき」です。

分離感は、非現実的な状況・非人間的な対象に直面したときに起こる感情です。疎外感と言ってもいいでしょう。

他方一体感は、現実的な状況・人間的対象に直面したときに起こる感情です。共感と言ってもいいでしょう。

笑いは、①非現実的状況・非人間的対象を利用しあるいは作り出し(フリ)、②その後、現実的・人間的状況を提示する。これにより、感情を揺り動かすことで生まれるのです(オチ)。

そして、その落差が大きいほど、笑いは大きくなるのです。

タムケンが笑えないのは、フリとオチが両方弱いからです。

つまり、「イカツイ真面目な顔でキレる」というフリは、まだ人間性が残る以上、非人間性として不十分で分離感のストレスをを感じません。彼の姿に恐怖やコワさを感じないですよね。

また、オチ(オチていないが、分類上このように表現します)の間抜けな恰好も、変な奴という違和感を感じるだけで、人間的要素が弱く、一体感や共感を感じないですよね。

上の動画では、仲間の芸人がイジってくれているから、タムケンの間抜けさが強調され、かろうじでお笑いという体面を保ってはいますが、彼自身の笑いの能力は低いと言わざるを得ないでしょう。

女性
女性
じゃあ、分離感から一体感へ感情が動くときって具体にどんなとき?

答えましょう。

笑いが起こるパターンは3つに分類できます。

①あるある、②大ウソ、③テンドン、です。以下、この笑いの3パターンを、それぞれの具体例と共に紹介していきます。

と、その前に…

なぜ、人は笑うのか

人が笑うのは、「分離感から一体感へ感情が動いたとき」といいました。

では、そもそも、笑いとは、何なのでしょうか?人間は、なぜ笑うのでしょうか?

以下の記事を参考にして、考えてみましょう。

参考:

笑いには、微笑(Smile)と音笑(laugh)があるとされています。

1⃣微笑

微笑は、私たちが赤ちゃんのときから見られる情動です。

人間の赤ちゃんは、全動物中最も未熟でひ弱な存在として生まれてきます。

極端にひ弱だから、人間の赤ちゃんは周囲の人間たち、とりわけ親の念入りな養育行動を必要とします。

そして、親から積極的な養育を引き出すために最も重要なのは、親に「かわいい」と思ってもらうことです。

赤ちゃんが一番かわいく見えるのは、言うまでもなく、ニコニコしているときでしょう。

そして、微笑がかわいらしく人を引き付けるのは、赤ちゃんだけではありませんね。

微笑は、人間たちが好意を持って機嫌よく接し合い、関わり合うために不可欠な表情といえるでしょう。

2⃣音笑

続いて、音笑とは、音笑は生後約4か月後に現れる情動です。

笑息を断続的に吐き出しながら声帯を振動させ、「はっはっは」と声を出します。

英語ではsmilelaugh(ter)を区別しますが、両者はいわばグラデーション状につながっており、微笑の延長上に音笑があります。笑い声なしの笑顔はあっても、笑顔なしの笑い声は普通ありませんよね。

では、なぜ音笑が起きるのでしょうか?

笑いは脳の興奮から生じます。そして、どのような種類の興奮も長時間脳内に滞留することは生命にとって危険なのです。

そこで、何らかの方法で興奮を放出されなければならず、この過剰になった脳神経性の興奮エネルギーを筋肉の運動エネルギーに転換して放出します。その過程で呼吸器系の器官にエネルギーの放出が集中して生起するのが、音笑ではないかと考えられています。

では、なぜ呼吸器系に集中してエネルギー放出が起きるのでしょうか。

それは、笑いがコミュニケーションツールであることに関係しているのではないでしょうか?

つまり、より相手に笑いを届けるために、表情だけでなく、声を出すのです。

こうしたコミュニケーションツールとしての笑いの起源について、カリフォルニア工科大学とバージニア大学で非常勤講師を務めるサブリナ・スティルウォルト氏スティルウォルト氏は、動物同士の「社会的グルーミング(毛繕い)」にそのヒントがあるのではないかと考えています。

Why Do We Laugh? Science Has Surprising Answers
https://www.quickanddirtytips.com/education/science/why-do-we-laugh

社会性のある動物はお互いを毛繕いしてコミュニケーションを取り、仲間であることを確かめ合いますが、人間のコミュニティは大きくなりすぎていちいち仲間全員に毛繕いをして回ることはできません。

そのため人間は集団を発達させ、組織を形成していく段階で、仲間とそうでない者を明確にする手段として「笑い」を用いてきたのではないか、とスティルウォルト氏は考えています。

また、チンパンジーは毛繕い以外にも、くすぐりあそびと呼ばれる行動をします

口を丸く開けて口角を少し後方に引く表情で、「ア゛ーハ,ア゛ーハ。」または「ハ,ハ,ハ。」という笑い声の発声がともないます。

これは、攻撃的な遊びの動作が「本気の攻撃ではなく遊び」であることを明確にするためのプレイ・シグナルだと考えられています。

かず
かず
「からかう」みたいな甘噛みコミュニケーションですね。

笑いは単なる反射的活動ではないという考えを裏付けるのが、2歳半から4歳までの子どものグループにアニメを見せる実験です。実験の中で子どもに「1人でアニメを見た場合」と「他の子どもたちと一緒に見た場合」とで、どちらの方が面白く感じたかを尋ねたところ、多くの子どもは「同じくらい面白い」と回答しました。

しかし、実際にアニメを見ている様子を観察してみると、他の子どもとアニメをみた子どもは1人だった場合に比べて8倍もの頻度で笑っていたとのこと。

彼らは、周りの子たちに、「おもしろいよね!」と伝えて、それを共有しようとしているのです。

以上から、人間の笑いにはコミュニケーションツールとしての機能があることが分かります。

具体的には、笑いにより、「あなたは私にとってかけがえのない存在であり、大事に思っています」「仲良くなりたいんです」というメッセージを、伝えているのです。

人間にはすべからく価値がある…

それは真実ですが、人間には「好き嫌い」や成長度合いによる「合う合わない」の感覚があること、それに万別の距離感と関わり方をしていることも、また真実です。

そのような中、笑わせること、そして笑いかけるというのは、相手を「自分を傷つけうる人」や「単なる他人」から一歩進んだs、ともに協力して人生創り出す「仲間」領域に招きいれるための、メッセージなのです。

「ほほえみ」は相手の自尊心を満たす行為であり、それこそ人間関係を良好に保つ基礎であり極意であることは、下記動画で学んでみて下さい。

【人望が集まる人の考え方①】失業の理由の大半は才能ではなく人望!人生を左右する必須の技術とは?

この動画や本では、人望が集まる人とはどのような人なのか、話し方や褒め方などのほほえみ以外の基礎的な部分も学べるので、まだの人はぜひ学んでみてくださいね!

人が笑うのは、「分離感から一体感へ感情が動いたときである」…

そして、それにより「緊張と緩和」が生じる…

その意味が、分かってもらえましたか?

イエス!のあなたは、これからご紹介する「笑いの3パターン」を真に理解し、使いこなすことができます。

笑いの3パターン理論(+ツッコみ)

ボケ3パターン

参考文献

『らくごde枝雀』(ちくま文庫)桂枝雀

この記事の一番上でも紹介しましたが、僕の笑いの理論の根本には、落語家 桂枝雀師匠の「緊張と緩和の理論」があります。彼の理論に直接触れたい方は、↓の本を直接読んでみてはいかがでしょうか。

 

また、You Tubeで実際に枝雀師匠のお話を聞いて、自分の目でその喋り方や動きを捉えるのも、勉強になりますよ。

↓この上岡龍太郎さんとの対談が特に光っています。緊張と緩和を意識してみてみましょう(オチのテンドンにも着目)。

上岡龍太郎 桂枝雀 対談

落語だと、この「代書屋」が↓が、上ではった立川談志と比較できて、いいでしょう↓

ここで、枝雀師匠の事を少しだけ紹介しておきましょう。

枝雀師匠は、神戸大学文学部を中退し落語の道に入られた方で、落語界の「爆笑王」と言われる実力者でした。

理論派でストイック。「爆笑王」の名とは裏腹に、うつ病を抱えていました。

神戸大学には1年通っただけで中退し、今度は桂米朝さんに弟子入り…
10代目桂小米という名で落語家デビューしたのです。

当時は晩年のスタイルとは違うクラシックで上品な語りが特徴でしたが、「うまいが暗い」といわれて悩んだ後に家庭を持ったことへのプレッシャーもあり、30代半ば、1973年に重度のうつ病と診断され、仕事を3カ月ほど休んだこともありました。

だが、その年、2代目桂枝雀を襲名し、スタイルを大きく変更…
派手な高座は評判を呼び、このころから人気もうなぎ上りになっていきました。

この時には薬を飲むこともあったようですが、枝雀さんのうつも治まっていったようにみえたのです。
ところが、病気は一気に進んでいました。

1997年ごろのこと、ヒロインの師匠の「将棋の名人」という重要な役で出演したNHKの朝ドラ 「ふたりっ子」で「セリフを間違えて共演者に迷惑をかけているのではないか…」という妄想に取りつかれ、再び症状が強まったのです。
高座で「自分の落語がわからなくなってきた」と泣くこともあったといいます。

爆笑王として客を大笑いさせながら、人一倍芸に悩み、自ら高座の枕で病気をネタにもしました。
「うつ病がひどい時は、ご飯を食べるととがった米粒の先が胃に突き刺さると思った」と語ったこともあったほどです。

天才ゆえの悩みを抱えながらの59歳での死…
うつ病特有の症例や傾向に当てはまる状況だったとは言われていますが、遺書やそれらしい発言は全くなく、真の動機は謎のままでした。

引用:「桂枝雀…天才落語家の自殺の原因はなんだったのか?!」GOSHIPP HISTORY 

その真面目さと繊細さの裏返しが、あの突き抜けるような明るさだったのです。

そのような笑いのターミネーターが、笑いとはなんなのか、そしてどうすれば人は笑うのか、落語というステージで突き詰め、問い続け、理論化しました。

それが、本書で紹介される「緊張と緩和」と「オチの4分類」です。

しかし、既述のように、「緊張の緩和」の理論は笑いの本質を捉えきれていませんし、「オチの4分類」は3つにまとめられます(上画像の「ドンデン」と「謎解き」は共に僕のいう「あるある」です)。

かず
かず
もしかしたら、その「不完全感」に、完璧主義の師匠の絶望があったのかもしれません

しかし、僕が師匠の理論を発展させて、今回の「分離感と一体感」理論、「笑いの3パターン」理論を提唱するに至りました。

僕の考えを深めるきっかけを与えてくださった天国の師匠に、感謝を捧げます。

そして、ご冥福をお祈りします。

『ウケる技術』(新潮文庫)小林昌平

ウケる技術は「愛」であり、「サービスである」というコンセプトの下、社会生活上生じる様々なピンチの場面で、人間関係を前向きに進展させるユーモアセンスを身に着けさせようとする書籍です。

そのような本質と、笑いのカテゴライズという新しい視点を提供する、稀有な本です。

上記理論を当てはめながら、山ほどある具体例にゲラゲラしながら読み進めると、笑いの本質をより深く、楽しく知ることができるでしょう。

 

『ユーモアは最強の武器である』東洋経済 ジェニファー・アーカー、ナオミ・バクドナス

著者についてはこんな感じ↓

ユーモアによって人間関係が円滑になることを、様々な科学的な実験の紹介により実証してくれています。

仕事にどうやってユーモアが生きるのか、その具体例も豊富(本記事で引用したのはその一部です)。

厚めの本ですが、そこはユーモア本。

かわいい挿絵と著者の軽妙な語り口が、次へ次へとページをめくらせてくれます。

ただ、「どうすれば笑わせられるか」という理論面が弱いです。

いちよう、 How To 的なものとして、以下のようなものもあります。

  • ユーモアの4つのタイプ(スタンタップ、スイートハート、マグネット、スナイパー。49頁)
  • コメディーっていうのは、おかしなことを真剣にやること(104頁)
  • ユーモア=悲劇+時間(122頁)
  • 即興コメディにおいて何より重要な「イエス・アンド」(270頁)
  • コメディーによは、事実、痛み、距離という3つの重要な要素がある(308頁)

しかし、いずれも断片的にユーモアのある側面を抜き出したものであり、全体を捉えられていません。

いずれも本記事で述べた笑いの本質と、「3パターン理論」に還元されます。

ただ、その理解を深めるという意味では、これらを知っておいてもいいでしょう。

参考記事

【雑談上手の特徴がまるわかり】『雑談が上手い人下手な人』 を一言で切ってみた

【雑談上手の特徴がまるわかり】『雑談が上手い人下手な人』 を一言で切ってみた

ネガティブをポジティブに変えられる前向きなリーダーが、雑談上手が持つ「受け止め力」の特徴でしたね。

本記事で身に着けた笑いスキルを「雑談力」の文脈でとらえ直すことで、あなたは、ただの「面白い人」どまりではない、「もう一度話たい人」「ずっと一緒に痛い人」に昇華するでしょう。

【今世紀最大の禁書】人を思いのままに動かす【影響力の武器】を一言で切る②

【今世紀最大の禁書】人を思いのままに動かす【影響力の武器】を一言で切る②

笑わせてくれる人に好感を持つ理由が社会心理学の観点からわかります。

「分離感から一体感」により生じる笑い…

それが、法則4「好意の法則」(類似性)と「コントラスト効果」により生じることを確認しましょう。

【笑撃!笑いが病気を治す!?】『笑いと治癒力』を一言で理解してトラブルを笑いながら乗りこなすマインドをゲット!

【笑撃!笑いが病気を治す!?】『笑いと治癒力』を一言で理解してトラブルを笑いながら乗りこなすマインドをゲット!

笑で病気が直るメカニズムと、心身共に元気ハツラツで人生を謳歌するのに必要な、

  • 揺るがない信念
  • 困難を乗り越えていくユーモアセンス

について、お笑い番組で膠原病を直した著者、シュバイツァー博士、20世紀最大のチェリスト「パブロ・カサルス」の波乱万丈エピソードから学べます!

心理学と錬金術から【愛とシンクロニシティの関係】について考えよう!

ビジョン心理学と錬金術から【愛とシンクロニシティの関係】について考えよう!

分離感から一体感(緊張から緩和)に至る過程は、自分の目的(ビジョン)を実現しようという、揺るがない信念を持つことから生まれてきます。

分離感を構成する「知らない」ということ…

これらは、恐怖を生み出します。

そして、一体感を構成する、「知る」ということ…

これらは、勇気から生み出されます。

勇気をもって恐怖を克服し、仲間をつくり、ビジョンを実現すること。

このように「感情を動かす」ことだけにフォーカスするのではなく、もっと大きな「人生の目的」という視点で笑いを捉えられた時、あなたは本当の意味で笑いを使いこなせる人になるでしょう。

あとがき~笑いと悟りと、モテる男~

以上のように、緊張と緩和という単なる現象を離れ、分離感と一体感という笑いの本質がわかれば、笑いは人間のコミュニケーションと本質を同じくすることが分かってきます。

つまり、人が仲良くなるプロセスと、人が笑うプロセスは全く同じなのです。

どういうことでしょうか。

人と仲良くプロセスって、次のようなものです。

初対面は相手のことがわからず、分離感を感じます。誤解が生まれ嫌いになることもあるでしょう。

しかし、自分のこれまでのユニークなエピソードを打ち明け合ったりして、楽しみながら徐々にお互いのことを知っていくと、相手の良いとこや共通点が見えてきます。

そうやって共有できるものを増やしていき、一体感を得ていくのです。

一体感を得た人間同士はどうなるでしょうか。

それは、「仲間」あるいは「恋人」という密接な関係を有するパートナーになるのです。

人と何かを共有したと思える瞬間って、すごい安心しますよね。緊張がとけてリラックスし、笑みも自然と多くなります。

これって、分離感からの一体感で笑いに至るっていう、上記の笑いの理論と同じなのです。

よくお笑い芸人や面白い人はモテるといいますが、それは「笑いで女性に快感を与えているから」って、現象面だけを見て安易に納得してはいけません。

それはただの三流ピエロであり、お笑いでも、それ以外の人間関係でも、人と深い関係は築けず、消えていくでしょう。

笑いとは、上述のように、目的(ビジョン)のために、困難(恐怖)を乗り越えていくエネルギー(勇気があることを示しているのです。

たしかに、笑いは人に快感を感じさせ、人はそれに引き寄せられているように思えますが、より本質的には、彼・彼女が本能的に、「笑わせられる男=生物学的に強い男=仲間と協力して狩りができる男」と判断しているからなのです。

「笑わせる力」とは、人生を楽しむ力であり、それは、ビジョンに向かって、仲間と共に、困難を乗り越えていく力です。

そして、その方向性を間違えなければ、あなたは絶対に守られますから、大丈夫です。

どんなピンチに陥っても、必ず救いの手が差し伸べられます。

なぜなら、あなたのビジョンは、神様から頂いた才能だからです。

才能だけ与えて、それを実現する手段を与えないなんて、そんなの理不尽ですよね。

あなたにも、多かれ少なかれ、経験があるはずです。

自分自身でいれたとき、自分は輝けると。

そして、あなたを中心に全てが上手く回っている感覚を、思い出して下さい。

もう一度信じてください。それが、モテる男に備わっている、自信です。

何が起ころうとも、自分らしく、人生を楽しむ心意気。

あなたが、あなたの一番の味方なのです。

以上です。笑いと悟りと、モテる男の関係を、理解していただけましたでしょうか?

かず
かず
本質を突き詰めて考えれば、このように思わぬところで思わぬものと結びついていることに気づきます。ここに至ると、いろんな事象に応用が利くようになるのです。

これが、僕の提唱する、リーガルマインドです。

今回の話が、みなさんの人生に笑いと気づきを届けられ、少しでもお役に立てれば幸いです。

そして、一緒にリーガルマインド、すなわち「愛にあふれる人間関係を構築する力」を育んでいける仲間となれたら幸いです。

かず
かず
僕は永遠の発展途上国です!これからもどんどん学びを発信し、進化成長していきます。

ここまで読んでくれた熱いあなたと、一緒に、楽しく、進化成長していきたいです!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では、またお会いしましょう。