【悲劇のストーリーを書き換えろ!】ビジョン心理学セミナー「家族とリーダーシップ」体験記~前編:知られざる許しの深淵~

こんちには、こんばんは、かずです。

前回・そして前々回の記事では、僕が成長の三角形モデルの底辺である「相互依存」(広義のリーダーシップ)の段階へ突入するうえで足を引っ張られている、罪悪感というワナとその抜け道について、ビジョン心理学セミナーの体験記という形で説明しました。

【嫌いな人が消える…だと!?】ビジョン心理学セミナー「成長の三角形モデル」体験記(前編:俺の罪悪感)

【嫌いな人が消える…だと!?】ビジョン心理学セミナー「成長の三角形モデル」体験記(後編:俺の許し)

超簡単に言うと、罪悪感があると、その埋め合わせをしようとして”がんばって”意図せず人を傷つけしまい、人間関係がごちゃごちゃになって自滅するバットエンドになるから、ワンチャン嫌いだと思っている人と自分を許してあげた方がマジ楽なんだよって話でした。

そして、罪悪感という”ワナ”を外し身軽になることで、相互依存という、ナイトプールでウェーイっていう感じのアゲアゲな世界に進めるんだよっていうこともいいました。

そして、僕の実感として、実際に体調がよくなったり女の子からモテ度が急上昇している感じがします1

人生が滑走路を離れ浮かび上がってきている感覚があり、これから僕もリアルガチ勢としてナイトプールでエモい体験をしまくるぞ~ってとこで、今回のセミナーです。

さらにぶっとびました。

許しの深淵に潜り、全てのがつながりを見たような気づきがあったのです。

前回行った「投影の取戻し」だけでは、許し完成しません。
それは、今回の「家族関係とリーダシップ」シリーズでのプロセスをを経ることで、完成します。

人間関係は、幼い頃の家族の中で作られたパターンで規定されています。

そして人間というのは習慣の生き物なので、その習慣を書き換えるプロセスが必要です。

それは、

  1. 問題を引き起こしている今の行動パターンから抜け出ること、
  2. 成功する新しい行動パターンを身に着けること、

という二つの選択をする必要があるのです。

それにより、許しは完成します。

かず
かず
前回行った「投影の取戻し」は、あなたの誤解を解き、愛されていることを思い出すことで、古い役割から思い切り跳躍するための「安全基地」を作ったような感じです

そこにアプローチすることまで視野に入れないと、画竜点睛を欠くことになります。

逆に、そこを癒すことができれば、僕たちは今回の人生で自分の望みを実現する、とんでもないパワーを手に入れることができるのです。

チャック先生もいっています。

家族のパターンと子供時代のトラウマは、魂のパターンの結果です。これはマインドの主要なパターンであり、私たちはこれを癒し、うまくやり遂げ、そしてそこから学ぶために生まれてきました。

この魂のパターンの中には、先祖代々のパターンとして現れるものがあれば、マインドの中の最も深いストーリーのパターンとして現れるものもあります(人によっては、このような深いパターンを過去世と捉える人もいます)。

それは私たちの両親/子供時代/家族のパターンに影響を与え、それが私たちの人生全体に影響を与えます。

それら魂のパターンは同時に癒しのチャレンジやトラウマを提供しますが、それを変容すると、私たちの生まれてきた目的を示してくれます。

癒されるパターンが深ければ深いほど、癒しのは全てのレベルで効果的になります。魂のレベルでは、私たちはこの人生において癒し、学び、世界に貢献するために生まれてきたのです。

もし魂レベルか、家族レベルのパターンを癒せば、私達は10個の人間関係のパターン、あるいは100個の被害者のパターンを効果的に変えることができます。

『幸せな子ども時代を取り戻すのに遅すぎることはない』チャック・スペザーノ著162頁 ※太字はかずで

許しと言う名の龍を呼ぶ、ドラゴンボールの最後の一つは、家族の中にありました。

その名は、「コミットメント」(選択)。

一緒に拾いに行って、願いを叶え、愛と言う名のナイトプールに酔っぱらいながら飛び込みましょう。

その前編となる本記事では、食前酒として、究極の許しへの全体像を示します。

前回の記事から間が開いてしまったので、復習をしながら、見ていきましょう。

まずは当面の目的地、相互依存から。

相互依存(リーダーシップ)とは

相互依存とは、共同創造と言い換えることもでき、お互いに依存し合うのではなく、お互いに個人として十分に成熟し、対等な関係を築いていて、それぞれがその関係に責任を取っているパートナーシップの関係です。

これは、自分でがんばって物事をするということから、他の人たちと力を合わせパートナーシップをとるという、ある種初歩的とも言える段階へ戻ることです。

しかし、このレベルのパートナーシップは、世界を今までとは異なる視点でみます。犠牲やマウントの取り合いが少なくなり、反対に面白さ、楽しさが増し、自他の価値を認め合い、ユーモアの持つ癒しの威力を思い出すことができます。

多くの人が三角形の右辺にある「自立」段階で、ガラガラと崩れる人間関係を横目にしぼむ様に一生を終える中、幸運にも相互依存段階に進んだ「幸せな成功者」は人生の楽しさや軽さを体験し、たくさんの人に囲まれ、惜しまれながら花火のようにはじけて、ワンネスに帰っていきます。

まさに理想の人生ですね。

では、このような相互依存の段階への道程に隠されていて、足を引っ張るワナ、罪悪感とはどのようなものだったのでしょうか?

罪悪感・投影とは

罪悪感とは、「自分が悪かったんだ」あるいは「自分には価値がない」という意識です。

まわりを批判したり、責めたりすることを繰り返すと、後でかえって自分が落ち込んでしまうのです。

心に罪悪感があると、自分はこのままでは嫌われてしまうという恐れが生じ、自分の本来持っている力を封じ込め、外部の何かに依存してしまいます。

これが、補償行為であり、誰かの期待に応えようとがんばり、そのがんばりを否定されないように周りの人をコントロールしようとし、やがてそのような”もがき”に疲れ果てて、死んだようになってしまいます(デットゾーン)。

そればかりが、自分の感情を切り離し抑圧しているので相手の感情を感じることもできず、意図せずにですが誰かを傷つけてしまうのです。

これが、自立段階での到達点(限界)であり、ここから抜け出して相互依存(共同創造)へと進むには、罪悪感を癒さなければなりません。

では、罪悪感を生む攻撃衝動はどこからくるのでしょうか。根本原因がわかれば、癒しの手段もおのずと明らかになってくるはずです。

罪悪感の根本を遡ると、家族に行き着きます。

まだまだ発展途上の人類です。そのような不完全な人々で構成される家族関係の中で、多く人は、幼い頃自分の欲求が満たされなかった想い(ニーズ)を抱き、それにより心の傷を負っています(ハートブレイク)。

これにより、人はそれまで一体だと思っていた家族と分離し、戦争状態に陥ります。復讐したり、拒絶したり、独占しようとして困らせることで愛を取り戻そうとするのです(本当は愛されなかったというのは誤解なのですが)。

これが、攻撃性の起源であり1、この攻撃性は大人になっても日常生活においてほとんど意識されないまま、潜在意識に抑圧されています。

T-ONE 「5days」ワークショップ体験記より引用

栗原弘美セミナー「天を味方につける」体験記より)

その見えない古傷を癒せていないまだと、成人してからの社会生活において関わるその家族と類似する性質を持つ人物にも、攻撃性を発揮してしまいます。

これを、転移といいます。

分離が始まったことで、私達は一体感を失いました。

罪悪感や批判、痛みがあると、私達は再びつながることができません。

それらにより攻撃の想念を持つたびに、新しいひび割れが生じます。

そして、それらが内面に引き起こす「いやな感情」から自分を切り離すために、私達はそれを抑圧し、外側に投影し、もともと無形だったものを形にした幻想の世界に変えます。

ところで、重力は、地球の表面に物事を引き寄せるだけではなく、地中に埋もれているものを表面上に押し出します。

毎年、農夫が畑を耕すと、新たな石ころが出てくることに気づきます。

同じように、亀裂や葛藤、古いトラウマもマインドの表面にでてくる仕組みとなっています。

傷ついている過去は現在のものであるかのように見せかけ、癒されることを願って、表面に表れます。

(「ビジョン心理学と錬金術から【愛とシンクロニシティの関係】について考えよう!」より引用)

それは取りも直さず、憎しみの対象となった同じ性質を持つ自分をも攻撃することであり、自己いじめに他なりません。

あなたが傷つけられたと感じている人(多くは親)と自分自身を心の奥底に押し込め、否定しするのには、膨大なエネルギーを必要とします。

そのような他人と自己への憎しみを持った人が歩む人生に、心の平和やジューシーな親密感など無縁です。肌を焼く地獄の業火に焼かれ続ける苦難の連続なのです。

しかし、それは神による罰ではありません。神は、私たちを救おうとしているのです。なぜなら、神は愛であり、全てのものの繁栄を願う言霊なのですから。

愛は、私たちに、私たちが抱いている愛されていないという誤解に気づかせるため、繰り返し、繰り返し同じような人(自分がいじめている自分)とその人が投げかけるレッスンを、私たちの前に写し出します。

このような転移(問題)を無限に生み出し続ける潜在意識のメカニズムを、投影というのです。

【嫌いな人が消える…だと!?】ビジョン心理学セミナー「成長の三角形モデル」体験記(後編:俺の許し)より引用)

投影の取戻しとは

あなたが自他への憎しみから自由になり、自分の才能を発揮して、他者と親密感をもった対等な関わりができるようになるには、まず、自分が憎しみを抱いている人をフックにして、その人を許し、自分と統合する必要があります。

その具体的なヒーリング手法が、前回の記事で行った「投影の取戻し」です。

これによる生じる、従来の恐れに満ちた世界の破壊と、新たらしい平和な世界の創造、その革命が、奇跡です。

これはちょうど、星が寿命を迎えて爆発し、そのエネルギーの集積が新たな星を形作りできた、若い惑星のようなイメージです。

ここまでも十分自由の爽快感を感じられるのですが、天国として多くの人を招き入れるには、ここを調和のとれた庭園にしなければなりません。

それが相互依存に進むことであり、具体的には、コミットメントすることです。

コミットメントとは

コミットメントとは、誰かのための役割ではない、裸の自分を選び取る、ということです。

そのような真実の自分が持つギフト(才能)を発揮し、他者の助けを求める声に応えることで、許しは完成し、あなたの足にハマっていた罪という名のワナは、完全に消えてなくなります。

では、自分のギフトってどうやったらみつかるのでしょうか?

チャック先生は、「ハートブレイクには恩恵が隠されている」といいます。

人は、家族を助けるために生まれてくるといいます。鮮血あふれピンク色の肉が覗く心の傷の奥には、光る贈り物が存在します。

それを受け取ることはまさに傷をえぐることであり、痛いです。

思い出したくもない、「役割」を作り出すきっかけとなった場面と、そこにいる「最初の人」(多くは家族の誰か)に真正面から向き合わなければならないのですから。

しかし、その痛みは苦しみではありません。そちらに歩むと決めることさえできれば、その痛みは創造の楽しみと喜びに変わります。

なぜなら、あなたがえぐり出したギフトをその腕に抱き、この世界に解き放ったとき、あなたの家族と、連綿と続くあなたの先祖が、満面の笑みで、あなたを祝福するからです。

わくわくしてきませんか?

このようなコミットメントをテーマにしたのが、今回僕が受講した「家族とリーダーシップ」というセミナーでした。

その具体的なプログラムは、

  1. アカウンタビリティを受け容れる
  2. 家族の役割を理解する
  3. 真実のギフトに気づく
  4. 過去のストーリーを手放す
  5. 真実の男女間パートナーシップの世界へ

というものでした。

次回の記事から、僕の具体例を交えつつ説明していきましょう。

乞うご期待!

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