おはようございます、こんにちは、こんばんは、かずです。
突然ですが、あなたは、人に、自分の言うこと聞いて欲しくないですか?
- 自分では、これをやるのが「正しい」と確信して人に伝えているんだけど、反発されてしまい、ぜんぜん言うこと聞いてもらえない…
- 話し方や人間関係のHOW TO本たくさん読んできたけど、全然結果がでない…
努力してるのに…こんなに頑張ってるのに…
「俺のせいじゃない」「相手が悪い」
そう思って環境を変えるけど、いつもいつも違う状況で、同じことを繰り返している感じはしませんか?
ドキッとしたあなたは、今の「やり方」を手放す時期がきているかもしれません。
なぜなら、「今の状況は全てあなたの選択が創り出している」からです。
…
僕は「あなたが悪い」といっているわけではありません。あなたには、「今すぐに現実を変える力がある」といってるのです。
どんなに相手が「わからずや」だって、そんな相手と関係を持つと選択したのはあなたですし、そのような相手の態度を引き出しているのも、あなた自身ですよね。
だから、自分を変えれば相手は変わるし、現実は変わるのです。
そして、あなたが「場所」を変えるという選択をしなくても、あなたの「在り方」を変えるだけで、もしかしたら、今の周りの人達と仲良く楽しくやっていくことができるかもしれませんよ…?
そんな輝いている先達がいることを、下記記事で思い出してください↓
たしかに、あなたの「こっちの方が正しい」という信念は、その人を幸せに導く合理的な選択かもしれません。
しかし、上記記事で口酸っぱくして言ってきたように、人には「選択の自由」がありますから、
- 「自分で納得して選びたい」という気持ちがありますし、
- そんな気持ちを飛び越して何かを熱くススメてくる人に対して、本能的に「自分の自由を脅かされるのではないか」という恐怖心を抱くのです
ですから、私たちに人を変える力はありません。
しかしだからといって、私たちは人に対して無力なのではありません。
自分に矢印を向け自分が変わることで、相手を動かしている心に働きかけ、その行動を変えるきっかけを与えることができるのです。
私たちには本来的に、人の行動を変える大きな力をもっています。
ただ今現状でそれが使えていないだけです。だから、今から学び、開放すればいいだけなのです。
それを教えてくれたのが本書であり、
そして著者である、10万人以上の行動を変容させてきた伝説のメンター、大久保寛司さんです。
大久保寛司(おおくぼかんじ)
1973年に日本IBM入社。業務改革推進本部を経てCS担当となる。
顧客重視の経営革新、企業の体質改善と仕組みづくり、社員の意識改革などに尽力し、会社の風土改革、体質改善に奔走してきた。お客様満足度向上委員会の事務局長としても活躍。
2000年の退職後は「人と経営研究所」を設立、所長として“人と経営のあるべき姿”を探求している。
全国から指導・講演依頼が殺到しており、企業はもとより、医療機関、自治体、教育関連団体からの要請も多い。相手の立場を大切にする分かりやすい説明には定評があり、特に気付きを引き出す合宿研修は「参加者の意識が大きく変わる」と絶賛されている。
講演ではホスピタリティで成功する企業や組織の成功事例とともに「真の経営力 ~21世紀に残るCS経営とは」などをテーマに語る。引用:講演依頼ドットコム
寛司さんは言います。「指先を自分に向けて考えよ」
人を変えるのは、あなたの言葉ではありません。あなたの「在り方」が変われば、人は変わるのです(詳しくは↓のラジオ聞いてみてね!ケーススタディでわかってもらえると思います)。
スタンドFM更新
影響力を手に入れる方法~伝説のメンター大久保寛治『あり方で生きる』~https://t.co/s2Lg44jQ0e
何度やめろと言っても、出掛けのバタバタしてる時にお金をせびってくる奥さん…
あなたなら、どうしますか?
人の心に「響かせる」方法とは?
— かず@魅力発見心理コーチ (@Kazu_charmcoach) January 28, 2024
ラジオでしゃべっている通り、本書『あり方で生きる』の本来の使い方は、そのタイトル通り、表紙や文体・挿絵・構成などのあらゆるところから、著者の「あり方」を感じとるというものです。
しかし、そうはいってもとりあえずどんな内容なのかざっくり理解し購入するか検討したい方もいらっしゃると思いますので、本記事で僕なりにエッセンスを抜き出し、整理して提供させていただこうと思います。
名付けて、「影響力を手に入れるための3つのステップ」。それを、いつも通りの「ざっくり一言」と一緒に提供します。
あなたが自分に指先を向けることを選択し、本記事を最後まで読み終えたとき、今あなたがてこずっている「あの人」に次のように言われることになるでしょう。
- 「スゴイですね!」
- 「一緒にそれやってみましょう!」
- 「僕も〇〇さんを見習ってやってみます!」
さあ、まずざっくり一言からいってみましょう!
目次
ざっくり一言
本書をざっくり一言でいうと、その人を動かす原動力である「心」に「響かせる」にはどうすればいいのか考えよ、ということです。
寛司さんは言います。「正しい事をいうことは正しくない。」
人は、尊敬できなかったり、信頼できてない人の話を聴きません。
多くの人は、あなたが思うほど強くはありません。
人というのは、
- 他人との関係性の中で存在する相対的な生き物であり、
- 接する人ごとに様々な面を見せる多面体であり、
- 永遠に発展途上で未完成な存在
なのです。
いくらその人が本来素晴らしい素質を持っていても、あなたにそれを引き出すだけの魅力がないと、それを見ることはできないのです。
ですから、あなたが現状を変えたいのであれば、やることは一つです。
人には他人を変える力はありませんが、心に働きかけて「変わりたいという思い」を創ることができます。
あなたには、人が「あなたの正しさ」を受け容れる心をつくるための、「正しい状況」を創ることができるのです。
※上図はかずのイメージです。
影響力を手に入れる3つのステップ
①自分の存在そのものを深めて本気になり、成果を出す
あなたはどんな人を見習おうと思いますか?
自分の魅力や才能を発揮し、成果を出し、しかも楽しそうにしている人ではないでしょうか?
古事記の「天岩戸開き」も、パリピがアゲアゲでを楽しんでいる姿を、奴さん(天照大御神)が見て、「いと面白き」となったから成功したのです。
- 本気とは、時間やお金を使うこと。本気であれば変わる
- 悩まないで考える。準備し対応する。考える姿は美しい
- 表情は人のため。あなたの表情は人を幸せにしていますか?
何が一番困難かといえば、自分を直視することです。
人が鏡です。子どもだってなんだって、人は鏡なのです。
②正しい事を言う前に相手を観察し、話を聴き、背景を洞察し、承認するすることで信頼関係を深める
あなたは、どんなリーダーが信頼されると思いますか?
率先垂範する、困ったことがあっても逃げない、ビジョンを明確にする、みんなを一つにする、ブレない…
たしかにこれらも大切でしょう。
しかし、寛司さんが多くの企業を訪問し、多くの社員と対話し聞いたところ、どの企業でも、現場の方は同じことを言っていたそうです。
次の3つです。
- 自分の話をよく聴いてくれる人
- 自分を理解してくれる人
- いつも自分を見てくれている人
その人の行為には、背景があります。もちろん、あなたにも。
あなたは、こんな人がいたらどうでしょうか。
いつも元気に挨拶を投げかけて自分を気にかけてくれ、自分の話を最後まで全身全霊で聴いてくれる。
ただ、一緒にいてくれて、一緒に悩んでくれる。
他の人や自分も見えない自分の才能・魅力を見てくれて、承認してくれる。
きっと、ワクワクで居ても立ってもいられなくなって、おしっこもらしながら自分の大好きなことを全力で楽しみ、メキメキ魅力的になっていくでしょう。
どんな人も変われます。そして、強く見るところが育ちます。
本質を見て前に進めば、自然と非本質的なところは、空気抵抗でそぎ落とされていくのです。
③存在そのものをエネルギーにして言葉や文字を超越して伝える
相対的な存在である人は、発信体であり、受信体です。
そこに言葉は必要不可欠ではありません。言葉の本質は、エネルギーなのです。
あなたはこれまでどんな事をして、何を感じ、何を考えてきたのか…
何を目的に生きているのか…
あなたの度量が、エネルギーとなって周囲に伝播していきます。
だから、「自分は相手に何を言った」というのは無意味であり、責任転換であり、逃げなのです。
自分自身だけでなく、あなたの目の前のマグカップ、大好きなあの人、そして、きらいなあの人…
それらは全て物質であり、物質を構成するのは、どこまでも無限に細分化できる、粒子のつぶです。
そしてその粒子の正体は、全て波動なのです。
私たちは全員、「世界」という名の一つの波立つプールの中にひったって、わいわいじゃぶじゃぶ、水掛け合って遊んでいるのです。
私たちは今も一時も休まず、新たな波を生み出し続け、そしてそれにより周りの物体に影響を与えています。
いや、そもそも「私」を定義することなんて、できないのかもしれません。
あなたの行為で人を幸せにできなかったのであれば、それはあなたの度量がまだ、それに及ばなかったからです。
まだ、それに及ばなかっただけなのです。
あとがき~正しさは取扱い注意~
いかがだったでしょうか。
人に多大な影響力を持つ寛司さんのマインドについて、ざっくり概観してもらえたのではないでしょうか。
最後に、僕が感じた「気をつけなければならないこと」について、述べさせていただきます。
これまで人を行動変容に導くメカニズムについて述べてきましたが、「どこに」変容を起すかを間違えると、大変なことになると思います。
特に、「正しさ」という言葉には注意が必要です。
僕たちは本当に「正しさ」がわかるのでしょうか?
たしかに、あなたには、他の人には見えてないものが見えているはずです。
それは誇るべきものでし、自信をもって伸ばしていくべき才能・魅力です。
しかし、それは同時に、「見えていないものがある」ということでもあるのです。
寛司さんは、「終わりに」でこう述べています。
「最近、私も70歳になって、すごいことが分かったんです。自分には何もわかっていないということがわかったんです」
寛司さんのリーダーの定義は、2つあります。
1つは、「人を幸せにする人」です。
その仕事を果たすために、リーダーに必要なことがまだまだあるはずです。引き続き探っていきますので、スタンドFMやTwitterの更新にご注目を。
インパール作戦は、
・参加人員約10万人のうち、戦死者約3万人、戦傷・戦病者2万人以上を出し、
・作戦遂行不能が明らかになった後も2ヶ月に渡り中止命令を出さずに、戦闘と飢えと病などの苦しみを増やし続けた、日本陸軍の組織的欠陥を体現した戦いでした
それを指揮した牟田口廉也中将は…↓ https://t.co/vYYS3Uf3Rh pic.twitter.com/mVsNUOxAmi
— かず@魅力発見心理コーチ (@Kazu_charmcoach) January 8, 2024
そして本来的には、誰もが誰かのリーダーです。
全ての人がそれぞれの色で、人を幸せという名の約束の地に送り届けるという、仕事を持っているのだと思います。
ですから、誰もが、コーチであり、メンターです。
※参考
- コーチとはどのようなブランドなのか?歴史と特徴、展開アイテムを紹介していきます brand lesx
- メンタリングとコーチングの4つ共通点と違いとは 特定非営利活動法人しごとのみらい
もう1つの、寛司さんのリーダーの定義は、「優しい人」です。
「優秀」とは、優しさに秀でる、と書きます。
僕は、寛司さんを超える優しい「響き」を奏でる、リーダー、コーチ、メンターになりたいです!
道中ご一緒しません?
参考文献、リンク紹介
大久保寛司『あり方で生きる』
冒頭で述べさせていただきましたが、本書の真価は、本書の存在自体から発せられる寛司さんの「響き」を体感することにあります。
寛司さん本人による、スマホで聴ける購入者限定メッセージもありますし…
また、本記事では、残念ながら以下の超重要有益ポイントについて述べ切れませんでした…
- コーチングの究極の本質「逆算思考」。寛司さんのゴール設定は、「~に丸をつけられるか」
- 波動の使い手、寛司さんが日々の学びで習慣づけている「波動学習法」
- その他、「自分が変われば人が変わる」ことを実証する、寛司が体験された数々のエピソード
などなど…
ここまで読んで下さった成長意欲旺盛なあなたは、ぜひ画竜点睛を欠くことのないように、ポチってみてください!
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