【理想と現実両方から逃げるな】ブルベイカー (299円)

オス!かずだ!

楽しく、学びがあるアマプラ映画をどしどしシェアしていくな!

俺と一緒に、「この映画ではどんな教訓が隠れているのか」考えて思考力を高めていこう!

かず
かず
俺の意見は一つの考え方にすぎないから、コメントでみんなの考えも聞かせてもらい、さまざまな角度から「法則」を浮き彫りにしていきたい。

一緒に楽しんで学んでこう!

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さて、今日のお話は…

ミネソタ大学の犯罪学教授が、囚人になりすまして刑務所に潜入したときの体験記を基にした、実話ベースの物語。

ある日、殺人などの重罪人を収容するウェイクフィールド刑務所に、ブルベイカーという男が収監される。

実は彼は、刑務所内の囚人たちの待遇を調査するため、体をはって侵入した、新所長だった。

かず
かず
かっくイイ!

「真実に徹底的に向き合う」という、ブルベイカーの、妥協を知らない信念が読み取れるな!

そこで彼は、飢え、暴力、殺人、レイプ、労働力の搾取といった、人が人として扱われない地獄を目の当たりにし、力が支配する奴隷制度の改革に乗り出すことになる。

彼が目指していたのは、刑務所の維持といった手段ではなく、「人間の尊厳を取り戻す」という本来の目的。

だが、現在の制度に利権を持っている内外の奴らは、彼の足を引っ張ってくる。

彼は持ち前の「真っすぐさ」で、そんな邪魔に屈するような中途半端なことはしなかった。

そして、とうとう、刑務所の最大の秘密である、数百名にも及ぶ大量虐殺を暴くべく、死体が埋められているとされる農場に赴くのだった‥

結局、ブルベイカーは州知事からの圧力により、所長の地位を追われてしまうのだが、それまでの過程でブルベイカーが取り戻した人間の尊厳は、卑屈になっていた囚人たちを突き動かす。

Brubaker 1980 – Last Scene

そして数年後、囚人たちは憲法違反で刑務所を提訴、勝訴して待遇改善を勝ち取るのだった。

愛と正義はゆっくり作用するが、その力は強く、誰も逆らえない
真実は長い目でみたとき、必ず勝利をもたらす。

それを学べる。

さて、ここまでが、一般的なこの映画の読み方。

だが、思考の変態である俺たちは、もうちょっとこの映画から学びを絞りとろう。

たしかに、ブルベイカーの買収や妥協案に応じない、あくまで真っすぐな行動は、賞賛に値する。

だが、ちょっと真っすぐすぎて、簡単に「ポキン」と折られてしまった感は否めない。

その過程で、死人も出してしまった。

正しいことを目指すにしても、

  • 敵の意見と正面からぶつかるのではなく、利益を餌にして協力させたり、
  • 信頼できる仲間とサポート・ネットワークを構築しみんなで闘ったり、

もうちょっと広い視野を持てていたら、彼は所長として、もう少し長く囚人たちに寄り添っていてあげられただろうし、救えた命もあっただろう。

  • 人を利害で誘導し、自分に有利な状況をつくること(戦いは正をもって行い、奇をもって勝つ
  • 仲間との団結を深め、一つになって困難に立ち向かうこと(之を合するに交をもってし、之を斉しくするには武をもってする

については、孫氏が教えてくれている↓

【絶対勝利の法則をその手に】偉人たちの秘蔵『孫氏の兵法』の本質をざっくり一言

様々な人々が様々な利益を追求している、複雑な世の中。

俺たちには、

  • 現実に甘んじ、理想に向き合わないで卑屈になるのではなく、
  • 理想のみを視野に入れ、現実に向き合わないのでもなく、

両極端に走らず、両方にしっかり向き合うという、現実と理想を両方視野に入れるでっかい度量が必要なのだろう。

やはり、愛は困難な道の先にある。

その道は、一見遠回りだが、実は一番近かったりする。

学びの道草を、楽しもう。

【知らないとヤバい】成功哲学の王道『7つの習慣』を一言でぶった切る!

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