「愛」とは何か?図書館に探しにいってみた!

「愛はきっと奪うでも、与えるでもなくて、気がつけば、そこにあるもの」ーMr.Children『名もなき詩』

オス!かずだ!

ありのままの自分を愛し、ありのまま相手を愛する。

自然体で、楽でいられる。

自分一人でいるよりも、その人といると、何だか、力が湧いてくる。

周りの人とも、笑顔で声をかけ合い、助け合い、たまに嫌なことがあっても、大きいトラブルなく、ちょうどいい距離を保ててる。

「ありがとう」

「おかげさま」

ああ、嬉しいな。

なんだか世界が、自分を受け入れ、祝福してくれている気がする…

俺は、そんな関係を、小さく小さく、一歩ずつ、構築していっている。

日々の行動や思考、ツイート、ブログ記事執筆等を通じて。

それは、人間の究極の恐怖である、「孤独」を克服して、

「愛」とは何か?

という問いに、答えていくことである。

しかし、後で出す「質問力」の記事で詳しく述べるが、この質問は「抽象的な質問」と言われる。

一番初めにこれを聞いてしまうと、受け手は、非常に答えにくい。

「愛」は非常にパワーを持った巨人であり、あまりにも大きすぎて、一人の人間の目には、収まりきれないのである。

しかし、愛はいろんな方面に身体の各部を、投げ出している。

そのひとつひとつを辿っていくことで、愛の姿を、いろんな角度から、よりはっきり理解することができるのである。

だから、俺は、図書館という、先人が貯めてくれた、愛の貯蔵庫を訪ねた。

いろんな愛が、散りばめられていた。

そして、本から顔を挙げた瞬間から、出会う人、出会う人、みんな笑顔になった。

なんでみんな、こんなに、優しいのだろう。

俺達は、世界を変える力を持っているのである。

本記事を読めば、日本語・英語の語源、狂言、罵詈雑言…いろんな角度から「愛」の中に、もっと深く、入っていけるようになる。

さあ、もっと、もっと、愛に溢れた、新しい人生を、始めよう!

明鏡国語辞典(北原保雄 編)

愛とは、「価値あるものを大切にしたいという、人間本来の、温かい心」をいう。

ここでは、「人間本来の」という部分に目が行った。

つまり、人間に予め備わった、自然なものなのである。

愛がないのは、その「既にあるもの」が、曇って、汚れてしまった状態であるといえよう。

性善説だな。

そして、キリスト教において、愛とは、「神が人類に示す、無限の慈しみ」をいう。

「無限の」。

宇宙と同じだな。

無限であることは、すなわち全であるから、神と愛は、同義なのかもしれない。

仏教では、「ものに執着する心」、というように、ネガティブな意味で使われているようだ。

執着とは…

一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと「金に―する」「―心」

引用:執着 goo辞書

無限の世界のうちの、何か特定のものごとに、心をとらわれることをいうみたいだ。

つまり、愛には、広義の愛と、狭義の愛があり、後者だけでは、本当の愛との関係を見失ってしまう、ということがわかる。

ここに女性画家フリーダ・カーロの有名な断髪の自画像(愛する人との決別の画)があります。

彼が愛していた長い髪を切り、普段お洒落で女性らしい服を着ていたフリーダは男性のスーツ姿になっています。
画の上の方に書いてある文字には、「髪」が私とあなたの愛の媒介であったということが示されています。

ここで多くの人が感じるのは、一体、男は女の何を愛していたのか、ということです。
彼が愛していたのは、「長い髪」や「可愛い服」のような女性らしさの装飾であり、フリーダ本人、いわば「フリーダそのもの」ではないということです。

こう言ってしまうと、この男性が悪い奴みたいに聞こえてしまいますが、そうではありません。
ドストエフスキーの表現を借りれば、リアルに物事を見る人は、人間を玉ねぎのように捉えています。
人間は皮だけで構成されており、一枚一枚むいていって、すべての皮を剥いだら、中は空っぽだと。
要は、無数の皮(装飾)そのものが、その人自身だということであり、その芯に本体(その人そのもの)などというものは存在しない、ということです。
長い髪、可愛い服、顔の構成、体形、人種、役職、財産、性格、等々、そういう付帯的な装飾の集合がその人のアイデンティティーの全部です。

人が他人を愛する時、その装飾を愛しているのであり、「その人そのもの」ではありません。
玉ねぎの皮を一枚一枚剥くように、恋人の装飾を剥いていけば、必ず、どこかで、その愛する人を愛せなくなる境界にきます。
彼女が髪を失い、若さを失い、美しい体形を失い、笑顔を失い、優しさ(性格)を失い…、そうやって自分が愛していた装飾が彼女から消えていけば、私の愛も自ずと消えていきます。

しかし、世の中にはたくさんの例外があります。

例えば、一部の母親は、その皮を全て剥いで何の装飾的魅力がなくなったとしても、子供を愛します。
世界中のすべての人間が愛さないような惨めな装飾しか持たない子供であっても、愛します(時には実子でなくても)。
本来、芯のないはずの人間の芯に、かけがえのない「子供そのもの」を見て、母親は愛しているのです。

また、最初は装飾を愛し合ってつながった夫婦が、互いの装飾を失っても、愛し続けることは、稀ではありません。
例えば、男は女の容姿を愛し、女は男の金を愛し結婚し、その後、老いて互いにその装飾(金、容姿)を失ったとしても、愛し続けることがあります。

装飾の束の先(空っぽであるはずの玉ねぎの芯)に、かけがえのないその人自身である「あなたそのもの」が存在するかのようです。
果たしてそんなものが本当にあるのでしょうか?

引用:愛とは何か コテン to 名著

もちろん、恋愛において、相手の心身の健全性や財産、能力等がその判断要素のひとつとなることは否定できない。

しかし、それはもっと深い愛の入り口で、もっと大きな愛の上に成り立つものなのではないか。

語源の辞典(北嶋広敏 )

「for love」(好きでやる)=「for nothing」=Zero

と考えるのが、連想説である。

参考: なぜ0点が「ラブ」なのか 毎日の言葉plus

仏教の「無我」にも繋がるのかもしれん。

「無我」とは、「あらゆる事物は現象として生成しているだけの存在であり、それ自体を根拠づける不変的な本質は存在しない」という意味を持っており、仏教の用語として使われています。

引用:「無我の境地」とは?意味や言い換え!Meaning book

「愛」の無償性・無限性は、以上のような語源、キリスト教、仏教、陰陽道など、いろんなとこの重要概念であり、共通性が見られる。

おもしろいな。

だけど、何でもかんでも無償・無限で全力投球してしまうと、自分が疲れてしまうことがある。

「仕事」も、多くは契約という形で、しっかりと給付するものと反対給付の内容が定められて行われ、それにより自分の生活が維持できる。

この交換において、どのように無償・無限性が見出されるのか。

見出されないと、例外を認めることになり、それは愛が、全能なる神であること、矛盾することになる。

かず
かず
つまり、「愛が大事なんなら、タダでやってくださいよ」と言われたとき、どうすればいいのか、という問題だな。

これが、いまひとつよくわからん。

↑では5000円が対価として設定されていて、上記のようなことは言われなかったが、正直、言われるのではないかと、ちょっと心配してしまった。

こういうやりとりはTwitterでは初めてとはいえ、なんか冷たい言い方だよな~って自分では思う。

そして、結局彼は「いいね」を押して消えてしまった。

交換と贈与の関係。

  • 両者は完全に区分されるの?
  • それとも、交換は贈与たりうるのか?

もっといろんな愛をしって、最後の方で、振り返って、考えてみよう。

「未亡人」は「お前が言うな!」

未亡人とは、夫に先立たれた女性を指す言葉である。

だが、これは他人がいうと、人格を疑われてしまうから、注意しよう。

理由は以下。

実際、かつて中国には、夫が亡くなったときは妻も命を絶つ『殉葬(じゅんそう)』という習わしがあったようである。

したがって、「未亡人」と他人がいうことには、「なぜ死んでないんだ」という非難めいたニュアンスも含んでしまう。

しかし、愛について理解が深まった現代では、こういう方に対しては、「グリーフケア」という行為で寄り添うべきであろう。

グリーフケアとは、大切な人を失って悲しんでいる人に寄り添い、サポートすること。悲しみを意味する「grief(グリーフ)」と、お世話することを意味する「care(ケア)」の2つの言葉から成り立っています。1960年代にアメリカで始まり、今ではアメリカ社会に広く浸透しました。

グリーフケアは、悲しむ人を家族が日常的に支える行為を示すことが多いです。難しいことはなく、「悲しい気持ちを聞いてあげる」「故人の思い出を語り合う」などをします。また、病院で治療を受けたり、専門家によるカウンセリングを受けたりするのもグリーフケアと呼ばれます。

参考・引用:「未亡人」という言葉の意味とは。類語も合わせて確認を Coeurlien

語源を知ることって、大事なんだな。

日本の言葉の由来を愛おしむー語源が伝える日本人の心ー(高橋こうじ)

私たちがいま話している日本語は、どんなにありふれた単語でも、かつて誰かが生み出し、
いまに至るまで使い続けられてきたもの。つまり、由来を持っています。
たとえば「住む」とは、心が<澄む>状態で過ごせること。
「前」の「ま」は<目>、「え」は<方向>。自分の目が見据えている先が「前」なのです。
由来をひもといて出会えるのは、先人たちの優しさ、知恵、ユーモア……。
雅な言葉だけが“美しい日本語”ではありません。いつも話しているふつうの言葉を見つめ直してみませんか。

引用:Amazon商品説明

本書には「愛」それ自体の記述はなかったが、その生まれ変わりとして姿を現した、言葉の神々がいた。

日本独特の、愛のやさしい味わいを、堪能してみよう。

「和える」

ただ単にごちゃまぜにするのではなく、「より深い味わいを出す」。

料理において、「合う・合わない」ってあるもんな。

おにぎりには、砂糖でなく、塩でしょ。

海苔まいて、塩鮭なんて、入れちゃおう。

玄米苦手?じゃあ、大根の糠づけを添えて。

ウキウキ開けたら、ほら、ごちそうじゃん。

「互い」

「違う」という意味には、「同じ」という意味を含む。

「違い」というと、なんだか角が立つが、「お互い」っていうと、丸くなるよな。

「気配り」

愛を「与える」っていわれることがあるけど、なんだか上から目線だし、対象が限定されている気がする。

気配りって、愛のやさしい爆発なんだな。

「憎めない」

人間関係って、「好き」か「嫌い」ではないと思う。

一人の人間のうちに、いろんな要素があり、それぞれに好ましかったり、そうでなかったり、なんともかんじなかったりする。

しかも、それぞれの要素には、客観的に、プラスの面もマイナスの面もある。

複雑…

だけど、そういうふうに、細かく見れると、もっとおおらかに、もっと生きやすくなると思うんだ。

にくめない…

「真心」

「本当のこころ」は「相手をおもうこころ」

自然な感情。無償の愛。

「正しい」

「ただ」ひとつ…

「ただしい」って結局誰にもわからんのだ。

その時々で、ただしいかもしんない基準をつくり、それに沿って答えを出していく…

みんなでさがせばいいじゃん。

やわらかい、やさしい、ただしさ。

「適当」

全力主義にも、「なんという熱い人でしょう」といってくれるのが、すき。

自分も大切な、愛のいちピースなのである。

上述の、「交換と贈与の整合性」の論点に対する回答が、ここの「適当」(調整主義)の観点を得たことで、ひねり出せそうな気がする。

自分が損失することは、全体の愛の損失だし、それは結局、全体の一部である相手の損失でもあるのである。

だから、無償で配ることには、「自分を害さない態様・範囲で」という留保が内在している。

この「自分を害さない態様・範囲」に交換は含まれる。

交換が贈与であるためには、その交換内容が、クオリティの高い、どこまでも無限に続くような、唯一無二の、革新的なものであればよい。

「良い仕事」とは、相手に無い、相手が求める価値を配り、和えることで、活気づけ、それがまた大きくなって誰かに渡る…というように、この世界に循環しているパワーの流れ、加速させるものなのであろう。

この、「相手からもらった反対給付以上のパワーを配る」という意味で、交換であっても「無償」(贈与)であるといえる。

そして、その他にも、無償でできることはたくさんある。

身なりを整えること、明るい挨拶、丁寧な言葉選び、お礼…

それらは、愛から出でる自然な行為であり、交換のベースとなるものなのである。

人にして仁あらずんば、礼をいかにせん。人にして仁あらずんば、楽(がく)をいかにせん。
(人を思いやる気持ちがなければ、礼が何になるだろう。人を思うまごころがなければ、楽の音も心には響かない。)

引用:「仁」の正しい意味とは?孔子や論語から解説!仁義の意味や英語も TRANS.Bis

以上のようなベースの上に交換が成り立っているという意味で、交換は、贈与なのだといえるのではないか(贈与交換)。

そして、贈与する能力とは愛する能力に他ならず、これは、愛すれば愛するほどに、増していくのである。

かず
かず
まだモヤモヤしてて、ズバッと、言えてない。あくまで仮説。この論点は、もう少し、知識を入れて、深める必要がある。

「あきらむる」

「あきらめる」は、「甲斐性なし」ではない。

「明らむる」ことであり、見極めることであり、選び取ることである。

つかみ取る、ハンティングなのである。

語源散策・相合い傘(鈴木棠三)

「相合い傘」は江戸時代から用いられている語で、小学生が便所でよくやる、相合傘を書いて男女の間柄を表す落書きも、江戸時代から見られるらしい。

相合い傘の「相合(い)」は、シェアするという意味で、近所で共同に使う井戸の「相合井戸」、牛を供用する「相合牛」、男女二人が一本のキセルでタバコを吸う「相合煙管」など、「相合」の語は広く用いられていた。

じゃんけんの「あいこ」もここからきている。

この「相」と「愛」の関係は、以下の「常用字解」で考察しよう。

常用字解(白川静)

これは、俺が持っている。大事にしてる本。

漢字は成り立ちを覚えるから、覚えられるし、おもしろいのである。

そして、「相」。

みつめあい、たすけあう。

そして、「愛」…

「もっと、一緒にいたい」

この人と、彼/彼女は、想いを互えているのかな。

罵詈雑言辞典(奥山 益朗)

誰かを罵りたいなら、これで決まり!

文学作品の用法が引用されており、相手のウィークポイントを正確にえぐるための、具体例が学べる。

だけど、にくめない

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