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さて、今日のお話は…
ざっくりストーリー
1991年、東京。
スマホ、携帯なんかなく、ところどころにある公衆電話と家の電話が、恋する男女を繋いでいた。
すれちがい、待ちぼうけ。
だけど、なんだか、そっちの方が、うらやましい。
若い世代に支持され、「月9」という言葉を生み出すきっかけとなるなどトレンディドラマブームの代表作として大きく貢献する作品になった。
その人気は女性たちがこのドラマを見ようと家路を急いだことで、「月曜夜9時には繁華街から人影(特に20代のOL層)が消えるほどだったと言われる。
具体的には自由奔放なリカと優柔不断なカンチの恋模様が話題となり、作中で描かれる主人公たちの東京の暮しは、当時の若者たちにとって憧れとなった。
引用:wiki
当時のなつかしいファッションや雰囲気から、時の流れを感じてしまった
引用:地方在住持ち家独女
愛媛から上京してきた永尾完治(織田裕二)に、想いを寄せる同僚の赤名リカ(鈴木保奈美)。
しかし、一途な完治は、幼なじみの関口さとみ(有森也実)を、想い続けていた。
そしてもう一人の幼なじみ、三上健一(江口洋介)。
左ハンドルのスープラを乗り回す、地元名士の御曹司、医学生である。
さとみは、三上の女グセの悪さに辟易し、冷たい視線を送る。
しかし、「それでも三上くんを嫌いになれなかった」と言うのである。
カンチと三上にとって、さとみは憧れの女神的存在であり、カンチと三上は親友でありながら、ライバルでもある。
そんな三権分立のチェックアンドバランスを崩したのは、やはり三上。
三上はさとみに強引にキスをし、さとみの「はじめて」を奪ってしまう。
「さとみと寝た」
三上からの勝利宣言に、動揺を隠せないカンチ。
一方、アメリカ育ちで自由奔放なリカも、カンチに100%の愛をぶつけていく。
当初、リカを疎ましく思っていたカンチだが、その一途な、全力の愛に、ほだされていくのであった…
キレイな正方形に落ち着いたと思われた、四人の関係。
しかし、三上の病的なまでといえる女癖の悪さは、さとみの心の隙間を、広げていく…
そして、決定的な現場に出くわし、ついに三上とさとみは、破局をむかえる。
リカとしては、ライバル復活のピンチである。
しかし、さとみもカンチも大好きなリカは、カンチに言うのだった。
「さとみちゃんのところ、行ってあげて」
それをきっかけに、急速に縮まるカンチとさとみの関係。
リカの笑顔に、陰りが出始めた時、リカに、ロス支社への異動の話が持ち上がる。
「行かないでって言って」
カンチは、選ばなければならない。
だが、できないのである。
いつまでも踏ん切りがつかないカンチを追い越し、リカは、ロス行きを、自ら、告げる。
リカは、カンチと出会えたこと、全力でカンチを愛せたことに、『「よくやったね」って、自分にいってあげる』。
カンチの前では、笑顔のリカだった。
だが、一人乗り込む電車の中で、ふたりでつくった想い出は、容赦なく、彼女の胸を、締め付けてくるのだった。
考察
「大好きだよ。カンチ!」
周りの目など、気にしない。
リカのカンチへの愛は、100%。
体当たりでぶつかっていく。
カンチに約束をすっぽかされても、冬の雨の中、4時間も待ち続けたり。
ロスへ行く直前に、急に失踪して、カンチの地元の愛媛に行ったり。
しかし、そんなリカの愛をもってしても、カンチのさとみへの心を変えることはできなかった。
「敗者の美学」。
演出の永山によると、リカを物語の中心に置くことで、最後にはカンチに振られてしまうという“敗者の美学”を描くことになった。
これには誰もが経験しうる恋愛を描きながら、物語の展開をとことん切なくして視聴者を掴むという狙いがあった。
本作ではリカとさとみの対比を明確にするため、2人の性格や言動が対象的に描かれている。
引用:wiki
あなたは、ここまで一人の人や物事に、愛を注ぎ続けた経験があるだろうか。
俺は、ない。
「自分の気持ちがわからない」
本当だろうか?
自分に嘘をついていないか?
困難と分かっていた戦いに、全身で飛び込んでいった彼女は、本当に”敗者”なのだろうか?
演出の永山によると、最終回に近づくにつれて、視聴者からスタッフ宛に「リカを不幸にするな!」という主旨の投書がどんどん増え、最終的に300通を超えたという。
引用:wiki
作品へのリンク
ドラマ版(1991年)
一度見出したら最後。
繰り返し繰り返し締め付けてくる恋の切なさは、あなたを離さない。
漫画版(原作)
ドラマ版は、リカにスポットライトを当てているが、原作は異なるようである。
ドラマ版では大きく触れられなかったが、さとみには、性に対して潔癖すぎるところがあった。
それは親がラブホテルを経営していて、学生時代それをきっかけにイジメられていたということが、関係している。
その壁が、三上を遠ざけ、浮気に走らせてしまったのである。
引用:「愛を実らせる人々」永田謙一
漫画版では、カンチがさとみの恐怖症を「完治」させるというのが、幹になっているようだ。
みてみて、「愛を実らせる人々」の記事で紹介したい。
ドラマリメイク版(2020)
リメイク版もでているらしい。
最初のドラマ版がいかに人々の心を捕らえたかを、反映しているな!
だが、商業主義的なにおいがする。
生理的に、ごめんなさいなのである。
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