オス!かずだ!
貧乏マインドのあなたを金持ちマインドに変え、お金に好かれるようになるための【金持ちマインド吸収シリーズ】第2弾は、バリ島に住む関西弁の大富豪、アニキこと丸尾孝俊さんに登場してもらう。
なお、アニキはこの本以外にも、
- 『アニキリゾートライフチャンネル』というYouTubeをやってるし、
- 『アニリゾ』というオンラインサロン、
- さらになんと、映画化もされている!
この映画のレビューはこちら↓
まず、アニキの簡単なプロフィールから紹介しよう。
アニキのバリ島での資産は圧倒的で、29社を所有し、5300人の現地従業員を抱え、自宅がなんと25軒、さらに800ヘクタール(東京ドーム170個分)の土地を所有する、まごうことなき世界レベルのウルトラ大富豪である。
アニキがすごい所は資産だけでない。
アニキの最大の持ち味は、52人の孤児の里親になったり、子供たちが集まる場所ではいつもプレゼントを配ったりなど、困っている人には惜しみなく手を差し伸べる、面倒見の良さ炸裂なところである。
もっとも、こんなウルトラ大富豪も、最初から資産を持っているわけではなかった。
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アニキの母親は、アニキが3歳のときに家を出てしまい、父親と2人の生活となり、しかも頼みのその父親も、ほとんど家に帰ってこない。
子供時代は、一日1食が当たり前の極貧MAX生活であったのだ。
中学を卒業すると、アニキは「看板屋」に丁稚奉公1に出て、掛け持ちでディスコで働いたり、毎日16時間必死のパッチで働いた。
このときに、アニキは様々な心ある先輩から、世の中で恥をかかずやっていくための道徳、すなわち人間としてのあり方についての教えを受けて、持ち味の人情深さを身に着けたのである。
その後アニキは、20代後半に、なんのあてもなく、単身バリ島に渡った。
バリに渡ったアニキは、派手な服装をして、毎晩どんちゃん騒ぎをして地元の人に奢りまくっていたので、お金持ちと勘違いされてしまい、たくさんのインドネシア人がお金を借りに来た。
アニキはためらわずにお金を課しまくっていたら、気が付くと自分がほぼ無一文になっていたという。
そんな激烈大ピンチの中、お金を貸していた数十人の1人に、「アニキから借りたお金を返せないから、かわりに私が持っている土地で勘弁してもらいたい」という人がいた。
荒れ果ててどうしようもない土地だったのだが、ある日その土地がバコーンと大化けし、3億円近くで売れたことを機に、そのお金でさらに土地を買っては売り…を繰り返し、ついに不動産王として大成功を収めたのだ!
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今では、そんなアニキに成功の秘訣の教をうけるために、日本からはるばる、毎年数千人の日本人がボーボーとアニキ邸に集結する。
- 「どうやったら、無一文から化け物みたいに金持ちになれるのか」
- 「どうやったら、日本から訪れる人が絶えないほど、人に好かれるのか」
- 「どうやったら、一気に自分の人生を変えることができるのか」
その秘訣を一般に向け公開するのが『大富豪アニキの教え』である。
本記事は、この本を読み込み、理解の裏をとるためにYouTubeや映画を見まくった俺が、これが「エッセンスだ!」というものをピックアップして、論理的に整理して紹介する。
第一弾と同じように、
- お金に対する向き合い方
- お金を増やすための考え方
- お金を増やすには、まず、何をすればいいのか
という順番で紹介するので、お金と豊かな間関係を手に入れたいと願う方は、ぜひ最後まで読んでもらいたい。
お金に対する向き合い方
アニキは、お金を、「自分がやりたいことをするための便利な道具」と捉えている。
お金を稼ぐことで、学校にもピョーンと寄付できるし、病院もパーンと建てられるし、孤児院だって、道路だって、サッカー場にだって、そらボーボー寄付できるのだ!
自分を含め、お金で救える人はたくさんいるし、お金で取れる責任だってたくさんある。
お金に興味のないフリをして、逃げてはいけない。
- 「俺、ごっつい儲かるから、この仕事大好きやねん!」
- 「俺、ごっついお金持ちになりたいんです!ごっつい成功したいんです!」
でいいのだ。
自分から求めずに、お金が勝手に寄ってくるわけがない。
まず、本当の自分とは何かを考え、自分に正直になることがスタートラインである。
- 何をするにも、お金があった方がやりやすいことは間違いない。
- また、自分のやたいこと・好きなこと・得意なことって、5年とか、10年とか、本気で仕事を継続してみて、ようやくわかってくる。
- さらに、それは自分が決めるのでなく、自分が成し遂げたことを見て、周りが決めてくれることもある
「あの人は素晴らしい結果を出している。だから、あの人の天職なのだろう」って。
あの『ハリーポッター』のJKローリングさんも、夫と離婚して、生活保護を受けながらごっつい貧乏生活を5年続けながら書き続け、何社も断られたのち、ギリギリのところである出版社に拾われ、ウルトラベストセラーになったのだ。
何をしたらいいかわからない人は、まず「儲かる仕事」が何か考えて、「天職」はそれを継続する中で探っていけばいい。
歩いて、考えて、歩いて、考えての繰り返しで、自分自身に迫っていくのだ。
お金は、本当の自分を知るための一つの指標としても使うこともできる。
お金を増やすための考え方
アニキは、「人のためにお金を使い続けると、必ず自分が豊かになる」という。
アニキは、お金を稼げていなかったときも、後輩たちに飯を奢るのをケチることはなかった。
お金がないときに、副業のアルバイトをしてでも、後輩に奢り続けた。
そういうふうに、後輩の面倒を見ていると、「あんな先輩はみたことがない」となって、多くの後輩が、ボーボー慕ってくれることになるのだ。
そして、自分や、その後輩のさらなる後輩への恩返しに繋がっていき、「絆」になるのだ。
そんな、人を自分の事のように大切にするサワヤカMAXの人を、神様は放っておくわけがない。
「そんなええやつ、神様ならな、豊かにしたるにきまっとるで、大富豪にしたるにきまっとる」のだ
つまり、人を大切にすることによりできた絆こそ、お金を生み出す資産なのである。
そして、お金を払うこと以外の手段でも、「人を大切にする」ことはできる。
人のために、「時間」や「エネルギー」を使うことも、「人を大切にする」ことに含まれる。
- SNSで完結させず、人に実際に会いにいく
- その人の家に泊まる・自分の家に泊らせる
- 人に好奇心をもって、質問し、共通点を見つける
- 自分から恥ずかしい話(失敗談)を打ち明ける
- 人を紹介する(相手の絆を作る)
絆を育むのに、「恥ずかしい」などと思っている暇はない。
童心に帰って、自分の心の中のワクワクを爆裂させるのである。
アニキが人を大切にする力って半端ない。
リミッターが外れている感じだ。
それが、アニキへの圧倒的リスペクトと恩返しを生み出している。
でも、普通の人ってこんなも人のことを考えて、金を使ったり尽くしたりできない。
アニキが持つ、普通の人と違う「何か」が、この違いを生み出している。
それは、「人に何かを残す」という使命感である。
今の自分は、先輩方が残してくれたもので成り立っている。
それをしっかり認識して、感謝しているのだ。
だから、自分がそれを受け継ぎ、さらに洗練させて後輩に残してあげることは、当たり前のことだし1、むしろ、それが人間の本来の姿である以上、自分の幸せでもあるのである。
それは、今の自分の系譜(祖先や周囲との絆)をしっかりハッキリ認識していることで生じる「感謝の念」が基礎となっている。
アニキの絆は、時空を超えているのだ。
お金を増やすには、まず、何をすればいいのか
一日一日を全力で生きる
上述したように、継続することが本当の自分に近づくことだ。
そして、継続していれば、人からの信頼を得られる。
信頼を得られれば、人がバコーンとチャンスを運んできてくれる。
そしたら、感謝の心を忘れずに、また相手を大切にしていく…
そのような「相手を大切にし、自分も大切にされて…」の絆を作りだすには、一日一日を無駄にしないで、目の前の人を大切にして、自分を成長させていくしかない。
千里の道は、確実な一歩の積み重ねで成り立っている。
失敗と共に生きる
何か新しい行動をすると、失敗することがある。
それで、行動をちゅうちょしたり、委縮して全力を出せないという人もいるだろう。
しかし、アニキはいう。
「あのな…人間が本当に成長するのはな…。実は、失敗したときだけなんやで」
アニキは、貧乏だった昔も、ウルトラ大富豪になった今も、現在進行形でボーボー失敗しまくりなのだ。
失敗の中には、自分の問題が隠れている。
例えば、クレーム。
- その原因を追究し、改善すれば、さらに相手を大切にできるようになり、絆を深めることができる
- また、後輩からの悩み相談されたとき、その問題は経験済みで解決済みだから、1秒で答えられるようになり、頼れる先輩として、絆を深めることができる
- 他人に話したときに共感を得られる恥ずかしい話(失敗談)をゲット
人との絆こそ、人生を豊かにする最も大切な資産であり、お金はその象徴にすぎない。
そうすると、絆を深めてくれる、失敗は完全にウェルカムなのだ!
- 自分が失敗をしたら、チャンスだ!と笑って、学ぼう
- また、他人が失敗したときは、そのチャンスを活かせるように応援してあげよう
大富豪アニキは、特殊の才能を持つ人ではない。
ただ、だれよりも行動しチャレンジをする、「失敗の狼」だったのだ。
参考文献
上述のように、本書の核は、「絆」である。
それが分かってもらえたら、次は、「絆の狼」であるアニキはどんな行動をとって絆を育んでいるのかをさらに広く知り、理解を深める必要がある。
例えば、
- 親孝行とは、「〇〇れないこと」、「〇〇させること」
- 子供は、言って聞かせるのではなく、親が子供に「〇〇〇みせる」
- これからの時代は、合理化人間は安い国の労働力に取って代わられる。
残れる人間は、「〇〇と〇〇と〇〇〇を持った人間である」
アニキの教を深く学びたい人は、ぜひ本書を見てみてもらいたい。
- 『アニキリゾートライフチャンネル』YouTube
- 『アニリゾ』オンラインサロン
- 『バリ島のアニキ』公式サイト
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