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さて、今日のお話は…
時は古代ローマ、アイデアが行き詰まり失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、友人に誘われた公衆浴場でタイムスリップしてしまう。たどり着いた場所は、何と現代日本の銭湯!?そこで出会ったのは真美(上戸彩)ら“平たい顔族=日本人”。彼らの風呂文化に驚愕したルシウスが、その文化をローマに持ち帰り再現すると、たちまち評判になるが、次第にローマ帝国の運命に深くかかわることに…
突然現代の日本の風呂場にタイムスリップしてしまった、くそ真面目な浴場設計技師、ルシウス。
漫画家志望の真美の案内のもと、
- 美味すぎる「果実入り牛の乳」(フルーツ牛乳)
- 湯が出る動物の腸の管(シャワー)
- オーダーメイド個人用テルマエ(家にある風呂)
など、快適すぎな日本の風呂文化に驚愕する。
そして、ルシウスはこの「斬新すぎる」アイディアをローマに持ち帰り、技師としての名声を得ていく。
ところが、順風満帆…とはいかず、ある時ルシウスは、女好きの次期皇帝候補から、豪華絢爛な風呂を作れと依頼される。
チャンスなのだが、「風呂は癒し」という自分の風呂哲学を曲げられないルシウスは、これを断り、その代償として、ローマ正規軍と反乱軍との戦地に派遣されてしまう。
そんなとき、今度は逆に、真美と温泉仲間のじいちゃん達も古代ローマにタイムスリップし、戦いに巻き込まれる。
さあ、果たして日本人・日本の風呂文化は、戦いで冷めきった古代ローマ人達の心を、温泉卵のように、あったかトロトロにすることができるのか…
…
…
不安定で不完全な世の中。
対人関係のストレス、将来の不安に襲われることもあるだろう。
だが、それでも、今日も温かい風呂に入れる。
そういう「普通」のことって、本当は普通なんかではなく、俺たちのご先祖様たちが苦しみ、悩み、その中でも少しでもいい世界にしようと、もがいて繋いでくれた「贈与」なのだ。
フィクションの物語って、空想とナメてしまいがちだけど、俺たちが忘れてしまった大切なものを思い出すきっかけをくれるんだな。
古代ローマでは、破産すると、裁判所に連行されて、身体を切り刻まれる↑
奴隷の女性は、主人の「おもちゃ」↑
…
…
俺たちの、普通でない「普通の生活」。
そして、今それが、誰かの「指一本」で破壊されてしまうかもしれないという、危機が生じている。
だけど、悲観する必要はない。
「有難い」
この気持ちを思い出せば、人はせっかく与えられた命を粗末にするような行動はしない。
そして、気持ちって伝播するのだ。
まずは、俺たちが「有難い」に出会い直し、周囲に対して温かい気持ちを発する。
それって決して小さな事ではなく、世界を変える力を持っている。
全ての人は、一緒に「世界」という湯船につかる、温泉仲間なのだから。
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