【人生を良くする食の法則】『1日3食をやめなさい!』(内海聡)を一言で切る!

(2021年10月24日更新 おススメ関連書籍をかなり充実させた)

おす!ウエノだ!

あなたは、

  • 朝ごはんって、結局いるの?いらないの?
  • 毎日の食費が高く、家計を圧迫している…
  • なんか日々体調が悪く、エネルギッシュに活動できない…

という悩みを持っていないだろうか?

食というのは、人間そのものを形作るもっとも根本的な営みであり、それが、日々をエネルギッシュに、楽しく過ごすための土台となる。

だから、食に関する知識を身に着けることって、いくら忙しくてもおろそかにすべきでないのである。

本書は、現代医学会の反逆児、うつみん(リンク先は彼の総合案内サイト)が

  • 現代の食に起因する不健康・散財の負のループスパイラルを暴露し、
  • 健康・節約の正のループスパイラルへ案内

してくれるものとなっているので、ここで人生を支える食の知識をしっかり身に着けておこう!

まずは、ざっくり一言で、彼の主張の概略を押さえよう!

ざっくり一言

健康の秘訣は、「自然のもの」を食べることである。

この逆は、「不自然なもの」であり、不健康の元である。

不自然なものとは、化学により

  1. 精製されたもの
  2. 添加されたもの

である。

  • 精製されているものは、栄養不足なので、「隠れ栄養失調」になる。
  • 「隠れ栄養失調」だと腹がすき、食べ過ぎる。食べ過ぎは、疲れ、老化の原因になる。
  • さらに、食べ過ぎは、現代の食品に含まれている毒(添加されたもの)を摂取する機会を増やすことであり、病気の原因になる

そして、精製されているものに栄養がないこと、食品に毒が入っていることは、国民に周知されないので、このプロセスは止まらない。

この「栄養失調→食べ過ぎ→食品は毒だらけ」×∞という出口のない迷路に疲弊している状態が、現代人のエネルギー不足と病気の正体である。

以下、このメカニズムの原因と対処法について詳述していく。

が、まずは、食べ過ぎによりどのような弊害が生じるのか、もう少し詳しく見ていこう。

食べ過ぎの弊害

食べ過ぎは、

  1. 疲れ
  2. 老化
  3. 病気

を招く。

①食べ過ぎは、疲れる

人類の歴史を振り返れば、最も健康だったのは、狩猟採集で生活していた古代民族であったといわれる。

引用元:こんな身近にあった、人類が進化している証拠~昔の生活に戻れば健康になれる、は本当か?~

彼らには、そもそも規則的に食べるという習慣はなかった。

獲物が捕れたら腹いっぱい食べるが、狩猟は毎回うまくいくものではなく、空腹の時間の方が多かった

では、食べ物が入ってこないと、体はどのように働くのだろうか。

身体は、1回食べるごとに、筋肉や脂肪にエネルギーを蓄える。

そこで多少、食べ物が途絶えても、まるで貯金を切り崩すかのように、体内に蓄積されたエネルギーを使って生命維持をするのである。

人間には、飢餓に対処する機能が備わっているのだ。

そして、食物がきれてエネルギーを使う状態になると、消化吸収に使っていたエネルギーを行動に回せるようになる。

ウエノ
ウエノ
空腹になると、頭がさえてめちゃめちゃ快適に動けるよな。反対に、食べ過ぎると、しばらく動けなくなる

限りある時間を最高のパフォーマンスで過ごすために、食べ過ぎないことは重要なのである。

チリ落盤事故でみる、飢餓に対する人間の対応力

2010年にあった、チリ落盤事故では、33人が69日間生き埋めになった。

生存が確認され食べ物の配給が始まるまでの18日間、1人あたりの3日分の食料は、

  • ツナやサーモン缶詰スプーン2杯
  • ミルク1/2カップ
  • クラッカー1/2枚

だけでだった。

それでも、みんなピンピンしていたという。

参考記事:

朝食はいらない!

朝食は食べるべきか、食べざるべきか…

いろいろ議論はあるところであるが、うつみんは、「朝食は食べるべきでない」と断言する。

なぜなら、体は朝一番に食べ物を食べるようできていないからである。

たしかに、、今まで朝食を毎日食べていた方が朝食を抜くと、多少の空腹感、物足りなさを感じるかもしれない。

しかし、上述したように、身体は、空腹を感じたときに、最も活動するのに適した状態になる。

空腹感とは、「いますぐ食べ物をくれ」というサインでなく、「エネルギー補充完了」、つまり、「活動する準備が整いました」というサインなのだ。

そして、食べ物が体に入ると、消化・吸収のプロセスが始まり、これが終わるのにかかる時間は、およそ4~6時間

朝っていうのは、前日にとった食物がエネルギーとなり、補充完了している状態なのである。スマホでいうと、バッテリー100%なのだ。

そこに、またエネルギーを送り込むことは、まさに「食べ過ぎ」に他ならないのである。

②食べすぎは、老化のもと

老化の原因は、活性酸素である。

活性酸素は、外部から侵入してくる菌や微生物を排除してくれるなど、体の健康を守るためにも有益な物質なのであるが、それが過剰に増えると、細胞を傷つけ、老化が促進されてしまう。

活性酸素は、体内で食べ物を栄養素やエネルギーに変える際に、どうしてもでてしまうから、「出過ぎ」をいかに防ぐかが重要である。

活性酸素は、過度の運動や喫煙、飲酒などによっても生じるが、食べることは、誰にでも共通する毎日の習慣である。

だから、食べることによる体の影響は大きいものなのだ。

若さを保つには、消化・吸収にかける労力を必要最小限に抑える必要があるのである。

空腹が若さの秘訣

アメリカのウィスコンシン大学が行った実験で、摂取カロリーを30%制限した猿と、カロリー制限をしない猿を比較する実験が行われた。

その結果、カロリー制限をした猿で、数々の老化防止効果が認められた。

画像引用・参考記事:空腹でサーチュイン遺伝子が活性化は嘘?最新の研究結果~空腹でアカゲザルが若返った研究~(FUROU)

③食べ過ぎは、病気を招く

定期的に空腹期間があった古代人。

彼らが死ぬ原因といえば、感染症、狩りや戦によるケガ、死産などであり、多くの病気は存在しなかった。

そして、現代。

あるデータによれば、1940年代のアメリカ人のガンの発生率は、33人に1人程度であった。これが、いまでは2人に1人となっている。

どんどん病気が進んでいるのである。

現代の食品には、食品添加物や薬などの不自然なものが、ほとんどに含まれており、意識して排除していかないと、これら有害物質がバンバン体に入ってきてしまう。

こういう毒が、現代人の、

  • がん
  • 生活習慣病
  • 花粉症やアトピー

などの病気のリスクを高めているのである。

この毒によるリスクを減らすには、オーガニックなどのできるだけ自然に近い状態で育った食物を食べることが大事であるが、それにも限度がある。

そもそも食べる量を減らせば、毒を取り入れる機会を減らせることになるから、毒に起因する病気の発生も予防することができるのである。

食べ過ぎが腸を汚し、免疫を弱め、病気を作る

は病気の予防において、重要な臓器である。

病気と闘う免疫細胞は小腸に集まっているのであるが、それがきちんと作動するかは、大腸の腸内細菌にかかっている。

ところが、大腸が汚れていていると、腸内細菌が働けなくなり、免疫機能が低下してしまう。

免疫は全身の健康を担っているから、免疫に支障をきたす大腸の汚れは、あらゆる病気の原因となるのである。

ところで、食べ過ぎると大腸の働きがおいくかなくなり、すべての食べカス(便)を排泄できず、大腸にこびりつき、溜まってしまう。

俗に言う、「宿便」である

引用:Kさんの宿便(40歳 便秘歴25年) ※宿便画像に注意

食べ過ぎこそ、大腸の汚れを作り、腸内細菌の働きを弱め、病気を作りだす元凶である。

ウエノ
ウエノ
「腹八分目に病なし」という先人の教えを忘れないようにしよう。

現代人が食べ過ぎてしまう原因

食べ過ぎの弊害がわかったところで、なんで現代人は食べ過ぎてしまうようになったのか、本質に迫ろう。

栄養カスカスのゾンビ食品まみれ

日本人をはじめ先進国の人たちは、カロリーオーバーなのに重大な栄養失調に陥っている。

原因を一言でいえば、カロリーはあるのに栄養がカスカスの劣悪な食品ばかり食べているからである。

  1. 精白されたもの
  2. 食品添加物で味付けした、見せかけ食品「ジャンクフード」
  3. 農薬その他薬剤に対抗するために力を使いきった野菜・動物

そして、栄養失調になると、俺たちはもっと食べたくなる。

「栄養が足りない!もっと食べろ!」

こういう脳の命令は、栄養豊富な食品に囲まれていた古代では合理的なものであった。

しかし、現代ではカスカスの食品にまみれ、食べても食べても栄養は摂れないという無限ループに陥る。

引用元:『1日3食をやめなさい』 35頁 内海聡

そうすると、カロリーだけが過多になり、消化・吸収にエネルギーを割かれながらも、体を丈夫にする栄養が取れないという、永遠のループをさまようゾンビ人間になってしまうのである。

ウエノ
ウエノ
俺は、今、玄米または7部引米+雑穀が主食なのだが、たまに実家から送られてくる白米をもったいないからと食べていると、すぐに爪がボコボコになる。爪は健康のバロメーターであり、爪の形が悪くなるのは栄養失調の証である(参考記事:爪が栄養不足になるときの原因と対策  felly)。

質の悪い食品→食・医療産業の利益

では、なんで、こんなカスカスの食品まみれになってしまったのであろうか?

それを考えるには、近代栄養学の父と呼ばれるカール・フォン・フォイトの時代(19世紀)にまで話を遡る必要がある。

フォイトは、「よい栄養に、取りすぎるということはない」と断言し、その「良い栄養」に、たんぱく質と脂質を挙げ、肉をたくさん食べるよう推奨した。

しかし、彼には食肉産業のパトロンと、軍部がついていた。

食肉産業を繁盛させたい業者は、フォイトが「肉を食え」といえば、商売繁盛は必至。

国民の体を大きくさせたい軍部も、フォイトの肩を積極的に持った。

それをそのまま導入したのが、明治期の日本である。

当時、近代化に邁進していた日本は、近代医療の先進国で生まれたフォイトの栄養学を、ありがたく押し頂いたのだ。

このようにして、粗食が当たり前であった日本人の間でも、「たくさん食べれば健康になる」という幻想が広まってしまったのである。

そして、たくさん食品が消費されることで得られる食品業界の利益、食べ過ぎに起因する病によって利益を得る医療産業は、この悪しき風習を国民に知らせようとしない。

ウエノ
ウエノ
このような「自分の利益のため真実を隠蔽する」ことを、国・医者・食品業界は結託して、現在まで脈々と行ってきたのである。

参考記事:栄養学の嘘1~「北緯50度の栄養学」を導入した明治政府の誤り

食べてはいけないもの

俺たちの事を金づるとしか見ない、国・医者・食品業界の言いなりになってはいけない。

食べてはいけないものを知ろう。

食べてはいけないものを一言でいうと、不自然なものである。

不自然なものは、

  1. 直接糖
  2. トランス脂肪酸
  3. 食品添加物
  4. 農薬
  5. 化学肥料
  6. 遺伝子組み換え食品
  7. ホルモン注射された動物

である。

本書ではそれぞれについて詳述されているが、以下では、特にページを割かれて書かれている、直接糖と、トランス脂肪酸について述べていく。

直接糖

俺たちが生きていくには、「3大栄養素」といわれる

  1. 脂質
  2. 糖質
  3. タンパク質

が必要である。

引用元:筋肉のプロから学ぶ!健康的な筋トレダイエットとは?(NHK)

要は、これらを食べ過ぎないようにしようという話なのだが、2番目の糖質には、残る二つをとり過ぎる以上の恐ろしい毒がある。

こういうと思い浮かぶのが、肥満や糖尿病だろう。

だが、それだけではない。

糖+コレステロール=動脈硬化

まず挙げられるのが、動脈硬化、そしてそこから引き起こされる脳梗塞心筋梗塞である。

  • これらの主な原因は、一般的には高血圧とされているが、ある研究では「血圧が高かろうと低かろうと、脳梗塞や心筋梗塞の発症率に変化はない」と結論づけている。
  • また、コレステロールも動脈硬化を招くとされているが、コレステロールそのものは血液中で栄養素の運搬係になったりするなど、体に不可欠の物質であり、しかもコレステロール値が少し高めの方が、むしろ長寿であるという研究もある。

では、動脈硬化の本当の原因はなにかというと、糖質によりもたらされる「粥状(じゃくじょう)動脈硬化」である。

さきほど、コレステロールそのものに問題はないといったが、問題は、糖とコレステロールが結びつくことにある。

コレステロールは本来、栄養素の運搬係として、血液中をスムーズに流れていかなければならないのだが、糖はコレステロールの周りにまとわりつき、まるで接着剤のようにコレステロールと一緒に血管の壁にこびりついてしまう。

このような、糖まみれのコレステロールが血管に蓄積された状態が、な粥状動脈硬化という現象であり、動脈硬化の原因なのである。

引用元:動脈硬化症について(小郡三井医師会)

糖+たんぱく質=AGE(糖化最終生成物)

体内のたんぱく質と糖質が結びつくと、AGE(糖化最終生成物)という有害物質が作られる。

これが体の至るところで細胞を傷つけ、老化の原因になり、かつ感染症やがん・アレルギーにかかりやすくする。

糖→がんのエサ

糖はウイルスやがん細胞の大好きなエサである。

実際、糖尿病の人は感染症にかかりやすく、治りにくいというデータがある。

2013年5月、日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会から、糖尿病の方は糖尿病がない方よりもがんを発症する危険性(=がん発症リスク)が高いという報告がなされている。

引用元:糖尿病とがん(糖尿病アカデミー)

このように、糖質はさまざまな病気の元凶である。

女性
女性
でも、糖質は体の大事なエネルギーだったんじゃないの?

確かにそうだ。

実際、今はやりの糖質制限の危険性を指摘する医者もいるし、100何十歳まで生きた世界の長寿者は、黒砂糖、はちみつ、イモ類、野菜などを主に食べる高糖質食1だったという記録もある(↓動画参照)。

【低糖質ダイエット】長期間の継続は命が危ない【少食】

だから、要は糖の摂り方の問題なのだ。

とってはいけない糖質

糖には、精製された直接糖と、精製されていない間接糖の区別がある。

直接糖は、血糖値のを急激に上昇させて、インスリンという物質を大量に作り、それが繰り返されることによって糖尿病の原因になる。

さら、血糖値の急激な上昇は、副腎という臓器にも負担をかけて、免疫を司るホルモンの働きに異常をきたす。

これを防ぐには、上記動画や画像で挙げたような、

  • 自然の食品から、
  • 食べ過ぎないよう気を付けて、

摂るようにする必要があるのである。

トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は、植物油のひとつである。

脂質の成分である脂肪酸は、大きく「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に別れ、植物油はこのうち不飽和脂肪酸に分類される。

引用元:本書151頁

植物油は、一昔前に「健康に良い油」として大ブームになり、いまではスーパーなどではほとんど植物油しかみかけない。

しかし、植物油は、必ずしも健康にいいとはいえないのである。

特に、スナック菓子やスイーツに使われているマーガリンとかショートニングの正体である、「トランス脂肪酸」が健康に悪い。

トランス脂肪酸は、植物油を加熱して水分を蒸発させ、脂肪酸を凝固させたあとに水素分子を加えたものである。

水素分子を加えるという不自然な製造法により、不飽和脂肪酸の化学構造が変化してしまう。

自然のものでないトランス脂肪酸は、体の中で有効活用されず、ただのゴミとして体の中に溜まってく。

そして、悪玉コレステロールの濃度を上げるという、まったくありがたくない作用を及ぼし、高血圧や心臓病、メタボのリスクを高めてしまうのである。

また、トランス脂肪酸に限らず植物油全体に当てはまることとして、熱に弱いという特徴もある。

特に上図「オメガ6」に分類される油は酸化しやすく、これを調理油として使えば、体内で炎症を引き起こす。

さらに、植物油脂は、大量消費・大量生産のために、薬剤により不自然な方法でムリヤリ抽出されてしまっているものが多い。

このように、植物油脂は、必ずしも健康的なものではなく、

  • 熱に弱い
  • 大量消費・大量製造のため、薬剤・添加物により不自然に抽出されている

という危険性があるのである。

もっとも、上述のように、脂質は三大栄養素の一つであり、しかも糖質過多の現代人に不足しがちな栄養素である。

なので、後述するように、摂り方に気を付けつつ摂っていく必要がある。

食べていいもの~鎖国以前に戻れ~

食べてはいけないものは、不自然なものであった。

そうすると、食べていい物はその逆、自然な食べ物である。

自然な食べ物を食べるには、

  • 3つの食べ方
  • 5つの食材

を意識しよう。

3つの食べ方を意識しよう

3つ食べ方とは、

  1. 季節に合ったものを食べる
  2. 日本の風土に合ったものを食べる
  3. 食べ物を丸ごと食べる

である。

(引用元:本書201頁)

①季節に合ったものを食べる

よく、「旬のものは滋味がある」という。これは美味しいということであるが、栄養豊富であることの裏返しである。

野菜は、ふさわしい季節に育ってこそ、その本領を発揮するのである。

とくに、現代においては、季節に合ったものを食べることが、毒の摂取量を減らすことに繋がる。

季節の野菜は、当然、その季節に育ちやすいようにできている。

したがって、発育がよく、農薬や化学肥料を使うことが少ないのである。

②日本の風土に合ったものを食べる

これは、「身土不二」という考え方に基づくものである。

身土不二とは、体と土は分かちがたいものであり、食べるべきは、その人間がいる土地で自然に育った作物である、というものである。

その日に採れた朝採りの野菜や果物が、地元の市場に並んでいる姿を想像してみよう。

身土不二の考え方には、以下のようなメリットがあることが見えてくるだろう。

・化学肥料を使わないオーガニック野菜は、安心で安全なものが多い2
・その土地にあった食材を育てるため、地域の伝統野菜や伝統的な農法を守ることにつながる。
・有機栽培は土壌を必要以上に傷つける心配が少なく、環境への負荷を減らせる
・生産者自身が販売するため、近距離から持ち込まれており、輸送に伴う排出ガスを押さえることができる。
・手間ひまかけて育てる、意欲的な生産者を直接的に支援できる。
・通常の流通では規格外などではじかれてしまう商品も並べられるため、フードロス(食品ロス)の削減につながる。

引用元:「身土不二(しんどふじ・しんどふに)」とは 意味や考え方、地産地消との違いを知る(ELEMINIST)※太線はウエノが付した

③食べ物を丸ごと食べる

これは、「一物全体」(ホールフード)と呼ばれる考え方である。

たとえば、穀類や根菜類は糖質が高いが、丸ごと食べれば体に適した状態で取り入れることができる(間接糖)。

玄米などはその最たるもので、外皮の部分にこそ、ビタミンやミネラルといった栄養素が含まれているのである。

精米した白米は、米の潜在能力を抜き取られた、ただの糖質の塊にすぎない。

こと日本人の食事においては、玄米こそホールフードの重要性を、一番物語る食べ物であるといえる。

気を付けろ!玄米の食べ方

このように、玄米は日本人にとって大事な食べ物なのであるが、食べ方に気を付けなければ、逆に毒になってしまう。

かの宮沢賢治は、「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ」でわかるように、かなりの玄米食をしていたが、37歳の若さでこの世を去った。

それは、この玄米毒によるものと考えられる。

この玄米毒の内容と、毒を抜く方法は、以下の記事でバッチリ紹介している。

マクロビ不健康にならないために『正しい玄米食・危ない玄米食』(鶴見隆史)を一言で切った

5つの食材を意識しよう

  1. 米は、無農薬の「玄米」もしくは「古代米」3
  2. 野菜は、「自然農」4できれば「固定種」5
  3. 肉と魚は、「自然に育てられたもの」を
  4. 植物油脂は、「圧縮一番搾り」を
  5. 調味料は、「昔ながらの製法」を

(引用元:本書214ないし215頁)

食事の量と回数を減らして、本当の満足を得よう!

以上のように、質の悪い食べ物を食べないようにし、質の良い食べ物を食べるようにすると、一回一回の食事にちゃんと満足できるから、食べる回数・量を減らすことができる。

すると、

  • 現代人の周りを取り巻いている毒を遠ざけることができ、
  • カロリーを抑制してダイエットになり、
  • 十分なエネルギーと時間を活動に充てることができるようになる

のだ!

そして、なにより良質な食べ物は美味しいのだ。

安かろう悪かろうはシカトとして、食べる量を必要最小限にして、本当の満足を得よう!

それが、

  • 良い食品を育んでくれている良心的な生産者さんを助け
  • 俺たちに命を与えてくれている生き物を大切にする

ことであり、それらは、俺たちにさらなる良い食を与えてくれる。

本当のお金持ちとは、お金を使うのが上手い人であり、何が自分や世の中を本当に善くするものか見極める力がある人をいうのだろう。

『金持ちマインド吸収シリーズまとめ』3つの金持ちエッセンス&ウエノの金持ちへのロードマップ

それって無理をすることでなく、今も未来も、エネルギッシュに、楽しく生きることである。

参考文献~『1日3食をやめなさい』 内海聡~

本記事では述べ切れなかった、「現代人に必須の毒抜き方法」などを押さえ、うつみんの健康法則の全体をその身に宿そう。

その他おススメ関連図書

『無病法』ルイジ・コルナロ (著), 中倉 玄喜 (翻訳)

102歳を「軽やかに・幸せいっぱいで」生き抜いた偉大なルネサンス人の「極小食」のエッセンスが、端的な文体に・ぎゅっと詰まっている。

小食生活を継続するための大きな助けになる本。

小食を実践していこうとしても、誘惑が多い現代。「ちょっとコンビニスイーツを…」などと決心が容易に揺らいでしまう。

そこで、この本の出番。

  • コロナロじいちゃんの小食がもたらした、晩年の幸せいっぱいの生活を目の当たりにして、やる気を奮い立たす
  • 翻訳者であり食養研究家でもある中倉 玄喜さんの、現代の先端研究結果を踏まえた、極小食の有効性の完膚なきまでの証明・補足

が、あなたを小食マラソンの孤独なランナーにしない。

最強の二人のコーチを座右において、折に触れて読み返し、伴走してもらおう。

ウエノ
ウエノ
コロナロじいさんは、一口最低120回噛んでいたという。見習おう!

『縄文文化が日本人の未来を拓く』小林達雄

日本を代表する縄文文化研究家が、人類史上最も自然と調和的であった、縄文人の生活を紹介。

稲作が始まる前にあった、紀元前1万5000年から紀元前3000年の縄文時代。

それまでの旧石器時代にはなかった土器が発明され、食物の加工・貯蔵が可能となることによって、縄文人は驚くほど多種多様な食糧を安定的に得ることが出来るようになった。

そこでは、村の外にある自然を克服するのではなく、自然のペースに合わせて、計画的に自然環境と「共感・共鳴」するというアイデンティティーが形成されていた。

狩猟採集民は1日2~3時間の労働で2日運以上のカロリーを確保することができ、残りの時間はおしゃべりや昼寝、ゲームに費やしていたという。

そのようなストレスフリーの生活は、水田稲作の伝来により、年中忙しく働き、土地所有を巡って争いが生じるような殺伐とした生活に代わってしまう…

参考記事:縄文時代に争いや戦争はなぜ起こらなかった?その原因や理由を解説!偏差値40から法政大学に合格した男のブログ

ウエノ
ウエノ
人間としての文化(ムラ)の発達と、周囲の自然(ハラ)との調和した生活ってどういうものなのか…本書は、現在の理想の生活を考えるうえでとても参考になる。

『「ゆっくり」でいいんだよ』辻信一

「効率化」という大義名分のもとに、時間に追われ、人生を楽しむ余裕がなくなってしまった現代人への、「スロー快楽主義者」辻さんからの警鐘。

愛とは、惜しげもなく相手のために時間を使う事

「大量生産」という人間の都合に合わせて、動物たちの時間がムリヤリ短縮されていく。

相手を大切にしない人は、相手からも大切にされない。それが、人間の病気だ。

必要なものを必要なだけ作り、それを丁寧に味わい、楽しむ

自然や周囲の人たちとの「調和」こそ、人生に喜びをもたらすことを教えてくれる。

すこし焦っているとき、自分のペースを取り戻したいときに、読み返したい本。

ウエノ
ウエノ
頑張ることをやめて、相手も、自分を待ってあげよう。それが愛であり、真のスローライフだ。

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